パラサイトブラッド・リプレイ Ｂｉｔｅ Ｔｈｅ Ｄｕｓｔ！－バイツァダスト！－（１） (富士見ドラゴン・ブック)
システムがわかりやすいゲームの所為か、数値の記述もあまり負担にならずさくっと読める楽しいリプレイ。
1. システムがわかりやすい
通常2Ｄ6、変身時3Ｄ6、
あとは衝動と呼ばれるゲージ(一種のペナルティだが経験点獲得の恩恵も有)を貯めながらダイスを増やしていくだけなので、
読み手に負担がかからない。
2. ＰＣキャラが立ってて素敵
露出を厭わぬ姉御、利口なわんこ、不良学生、初心な少女とつぼを押さえたセッティング。
でも、もっと派手に極端に演出しても良いと思う。
イメージとしては古いけどウイングマンとかかなぁ。
3. ＮＰＣキャラも素敵
秋本治さんのＭｒ.クリスのＵｈｙｏｈｙｏ局長を思わせるゴルフばっかしてる駄目上司とか、
怪しい女友達とか、その不良の弟とか、パターンではあるけど面白い。
4. イラストが素敵
これは好みの問題か（笑）
Rock Dust Light Star
British Jazz Funkのパイオニアとしてミュージック・シーンに君臨するJamiroquaiの新作「Rock Dust Light Star」が、5年振りに発売された。
Jazz Funkというだけあって、ノリノリなサウンドを聴かせてくれる。
リズム・セクション陣がメリハリのあるサウンドで気持ちが良い。
勿論、アップテンポなサウンドだけではなく、スローなナンバーもありバラエティーに富んだ内容になっている。
とにかく、＃1「White Knuckle Ride」＃2「Blue Skies」＃3「Rock Dust Light Star」まで、はじめの3曲を聴けばJamiroquaiの世界理解できるのではなかろうか。
Bruno Marsなどが好きな方が聴けば、きっと気にいるのではないでしょうか。
久しぶりに音楽から元気をもらった感じだ。
北へ。 DiamondDust ハドソン・ザ・ベスト
北海道を題材としている、恋愛ゲームの廉価版の登場です。
実写の写真や動画などが使用されていて、北海道の魅力が生き生きと描かれています。
さらに道の駅スタンプラリーなどのシステムもあり、何回でも楽しめます。
恋愛の方も個性的なキャラクターがそろっており、きっとお気に入りのヒロインが見つかると思います。
また、同じ日に「北へ。 DiamondDust+Kiss is Beginning」も発売されます。こちらは今回出る廉価版の「北へ。 DiamondDust」の後日談が描かれていますので、もし「北へ。 DiamondDust+Kiss is Beginning」をプレイしようと思っていてまだ「北へ。 DiamondDust」をプレイしていない方はこの機会に是非購入することをおすすめします。
DEARDROPS STRAIGHT
DEARDROPSは美少女ゲーム＆アパレルメーカーのOVERDRIVEより発売された美少女ゲーム。
自称青春ロックンロールノベルとのことで、出自や価値観の異なる５人が、ただひとつ音楽という絆で結ばれ、DEARDROPSというバンドを組み、奇跡のような旋律を奏でていくストーリー。
本CDは作中のED主題歌・挿入歌を網羅したCDとなっている。ロックというか、どちらかといえばパンクらしい。
どの曲の歌詞もゲームの世界観に沿っているので、プレイ済の方向けのCDといえるのではないでしょうか。
DEARDROPSがインディーズで出している「My Dear Star Dust」ととの違いは、あちらにはDEARDROPSの新曲が２曲あり、こちらにはDEARDROPS以外のアーティストも参加している、ということぐらいだろうか。STORY EDITと、本チャンの曲にまったく違いはないので、どちらか１枚買えば基本的には十分でしょう。
桜井かなでやREOの歌も聴きたいならこちらを、ゲーム内では掛からない、DEARDROOPSの新曲も聴きたければあちらを、といったところでしょうか。
パラサイトブラッド・リプレイ Ｂｉｔｅ Ｔｈｅ Ｄｕｓｔ！─バイツァダスト！─（２） (富士見ドラゴン・ブック)
PCのレベルが上がるにつれ、データも増加して多少読み手にも負担がかかりますが、
細部にこだわらなければさくさくと読めます。
ストーリーも幼馴染、道を違えた過去の友と定番を抑えてあり、安心して楽しむことが出来ます。
こういうのは一歩間違うと、陳腐でつまらないものになってしまいますが、
所々にある笑いや、敵の容赦ない強さ、プレイヤー同士の相談によるストーリー進行でそれを感じさせません。
あと、「ぶりぶり」「紗枝+鉄パイプ」はすばらしい。思わず笑ってしまいました。
