Blue-中村佑介画集
イラストレーター中村佑介氏の初の画集です。
私が始めて彼の絵に触れたのは、夜は短し歩けよ乙女 の表紙絵ですがポップでカラフルながら、
どこかノスタルジックな絵にとても心を惹かれました。
Webでいろいろと調べていくと、アジカンのジャケット絵や他の小説の表紙絵も手がけている人気クリエイターで
ある事が判明したのですが、作品はCDや本以外ではWebでポストカードなどが買える程度で、まとまった作品集が無く
残念に思っていました。
そんな折に今回の画集が発売されるということで、さっそく購入して楽しんでみました。ペンなのか、筆なのか、CGなのか、
写真のようにも見える独特なタッチの氏の作品の殆どがこれ一冊で堪能できます。
そして最大の魅力はやはりほぼ必ず描かれている少女の絵です。物憂げで何かを見透かしたような彼女達から、
そっと秘密を打ち明けられているような、そんな気持ちにさせられます。
印刷も申し分なく、時折開いて不思議な清涼感を楽しみたいと思います。
それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
今巻も相変わらず面白いです。
ただ面白いだけでなくちょっと切なくなるような人情の話とかもあり、
やっぱりその辺もすばらしいなぁと思います。
今回はメインキャラでない人たちにスポットが当たってる感じで、あんまり出てこない人たちもいますがww。
一番お気に入りの話(シーン)はタイトル通り。
木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)
適度にゆるく、話のオチもそれなりに意表をつくオチを持ってくる。
その辺が非常に読んでいて楽しいですね。
特に登場人物が見事に描き分けられていて、見ていて、ほほえましい終わり方をする
クオリティの高い2ページ漫画です。
短いからこそのよさを再認識させられる漫画ですね。