Sid Meier's Civilization: The Board Game
コンポーネントの種類・量が結構あります。
ルールの日本語役はBGGにアップロードされていますし、
カードの英語は高校生レベルの英語力があれば読めると思います。
Civ4をベースに、人口と食料の概念を無くすなど大胆な簡略化をしていますが、
それでもCiv4をプレイしているような、感覚が得られます。
このデザインはなかなか良いのではないでしょうか。
未知の土地を探索し、原住民の村から贈り物を受け取るなど、
序盤のドキドキ感の再現度は特に高いです。
ただ、Civilizationをプレイしたことがない人にゼロから概念を説明したりするのは大変そうですね。
初プレイはCiv経験者3人で遊んでみましたが、4時間かかりました。
Civilization好きなら満足のいくゲームですが、プレイヤーを揃えて時間を確保するのが難点かもしれません。
コレクターなら何も考えずに買って良いと思います。
……売れれば指導者やマップなどの追加キットが出るかも……。
シヴィライゼーション 新・世界七大文明 必勝攻略法 (プレイステーション完璧攻略シリーズ)
私はこのゲームが大好きで何度もやっています。
ただこの攻略本はあるに越したことはありませんが、どうしても必要という訳ではありません。
なぜなら取扱説明書に書かれてある事項とかなり重複しているからです。
このゲームの大ファンの方なら、買ってみてもいいのではという感じです。
[価格改定版]シヴィライゼーション4 【完全日本語版】デラックスパック
めっちゃ おもしろいです。
ただ、ウォーロードはシナリオをプレイしたい人には必須ですがその他の方にはお勧めしません。
ビヨンドザソードに追加要素は含まれてますので。
プレイしたPC環境ですが、OSはWindow7 64bit です。
動作保証対象外ですが問題なくサクサク動きます。
グラボはGTS250です。これでも結構綺麗に映ります。
細かいことですが、都市に自分で名前をつけることができるのは相当嬉しいですね!
なんと言っても適当に都市名をつけられるよりも愛着のわき方が尋常じゃないです。
その分、敵に自分の都市を占領された時にはその敵の文明を滅ぼしたり(怖
他の方も言われていますが、中毒性が強すぎます。
これはニートの方にしかお勧めしません。
私は大学入学前に英語の勉強しかやることがなく暇なので購入しましたが、自由な時間の8割がCivi4にとられてますwww
勉強は2割しかできません。
はっきり言って最悪なゲームですwww
でも本当に面白いのでぜひ買ってみてください。
世界の七不思議 (7Wonders) 多言語版
ドイツのゲームショウで話題に上ったということもあり、結構早めに手に入れてやらせていただきました。
初回限定で「小便小僧」が付いているものの話なので、説明書の如何などについてはコメントできません。
いわゆるドラフトを主軸にする、ボード、カードの配分、資源の扱いなど非常に画期的な感じがするゲームです。
7人まで同時に参加でき、でもプレイ時間がほとんど変わらないというのは特にすばらしい。
日本語訳のルールブックには二人用プレイの言及もありましたので(実際二人用プレイ専用のカードが付属するはず)二人プレイもできるようになっています。
ゲーム内容としては、
たとえば最初のカード選択で戦略が変わるボードゲーム(代表はドミニオンでしょうか)での、ゲーム開始時にどのカードを選択するかの一つの手段としてドラフト形式があるのですが、まさにそれをゲームの主軸に据えた感じでとにかくやることに関してはわかりやすい。
第一世代、第二世代、第三世代の3段階に分かれ、最初7枚のカードを全員が持った状態から、同時に1枚ずつ選択残りは隣へ、を6回繰り返す(最後の1枚は破棄)。
各段階終了時に戦争の処理をし、第三世代終了時に点数清算で終わり。
単純に戦略を考えないと処理自体は非常にスマートで、最後の点数計算も筆記用具さえあれば各自勝手にできることから考えてストレスは感じません。
他方、戦略を考え始めると、「何で点数を稼ぐのか」という課題に対し様々なアプローチがあり、資源カード、特に奪い合いになる感のある科学と軍事の配分、自分の七不思議ボードの建設、のバランスが難しく、建設する建物(カード)そのものも事前に立てておくと後に無料で建てられる建築物もあって誰が何を立てているかも問題になって非常に悩ましい。
資源において自分の状況だけではなく両隣の資源を金を払うことで使えることは重要。
ドラフト形式の性質や得点に関しても両隣が深くかかわることから、毎回他の人の建造物を見つつ考えるところはなかなか楽しいです。
七不思議ボードの建造やカードの破棄(なにも建てないときにコインを得る)行為は、他者のもくろみをつぶすのに重要な戦略となりうる。
一応欠点はあって、熟練者と初心者を混ぜると熟練者に不満がたまりやすくなること。
結構公開情報に近いし、妨害はドラフト形式の上家がするのが手っ取り早いことが多いので、熟練者には手筋が見えやすいのです。
まあいいゲームには往々にして起きる現象なのですがね。
うちでは初心者が参加することが多いのでゆえに★5をつけていません。
そうそう全員にサマリーとして説明書の要所のコピーは渡しておいた方がいいと思います。特にカードリスト、建築物のツリーは重要だと思います。
各カードのカード名は(多言語版も)英語だと思いますが、各アイコンを理解すると言語依存度がだいぶ低くなる(しかもかなり分かりやすいたぐいだと思います)し、ほぼすべての情報がそこに書いてあるので慣れの類の気がします。
あとは、3人は多分把握しやす過ぎの関係でいまいちです。4人以上が個人的に推奨。
最後に「小便小僧」、急いで買って持ってるから言えるのでしょうが、結局いらない感じ。強いか弱いか以前に隣がいやな気配です。
おまけですが芸術性は結構高く、七不思議をテーマにしているので最初に選ぶボードはきれい。
「7」にちなんで7種のボード(裏表で14種)、7つの手札スタート、7種類のカード、7種の資源、7人までできるところはそこまでやるかって感じです。