グッド・ウィル・ハンティング [DVD]
天才的な理科系の頭脳と驚異的な記憶力を持ちながら、幼少時代のトラウマから心を閉ざし、埋もれていた主人公にマッド・デイモン。
彼が、その能力を見出され、ロビン・ウィリアムス演じるカウンセラーとの心のぶつかり合いで、自分の求める幸せを掴もうとするまでの話。
人間の孤独、そしてそれを埋めるための本当の優しさ。
そんな心に触れられる、見逃せない映画です。
グッド・ウィル・ハンティング−旅立ち−サウンドトラック
第70回アカデミー賞、主題歌賞・音楽賞にノミネートされた映画「グッド・ウィル・ハンティング」のサウンドトラック。
音楽は「シザーハンズ」でも知られるダニーエルフマンが「誘う女」に引き続き担当しています。
メインテーマの他に映画と絶妙なハーモニーを奏でるエリオットスミスの曲がアルバム
「Either/Or」から4曲とエリオットが映画の為に書き下ろした「ミスミザリー」を収録しています。
ウィルとスカイラーが出会うハーバードのバーでなんとなくかかっているのは、
ボーダフォンのCMでボヘミアン・ライク・ユーが話題になったダンディ・ウォーホルズ。
実際には映画の中で使用されていない曲も多くラストのStarland Vocal Band「Afternoon Delight 」が
収録されていないのはちょっと残念。
グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ [DVD]
何度観ても、泣いてしまいます。とても暖かく爽やかな涙です。
才能を引き出してくれる先生や、背中を押してくれる友人に出会えることは、とても幸せですね。
ロビン・ウィリアムズと、マット・デイモンの演技がすばらしく、
彼女役が女優っぽくなく、大学にいそうな女性だったところがかえって良かったのだと思います。
トラウマがあってもなくても、たとえ天才でなくても、荒んだ日々を送っている若者は多いはず。
これからの世界を担っていく若者にぜひ観てもらって、熱い感動に浸って欲しいと思いました。
グッド・ウィル・ハンティング パーフェクトコレクション [DVD]
どれほどの才能を持っていても、どれほど学問に精通していても、結局のところ生身の人間を救えるのは生身の人間だけなのだということ、この映画はそんな当たり前のことに気付かせてくれます。
こういった当たり前のことに気付かずに、今の時代を生きる我々は何をわかったふりをして生きているのでしょうか?
偏見で凝り固まった頭をもう一度リセットして、素直な気持ちでじっくりと味わいたい、そんな映画です。
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち―シナリオ対訳
マット・デイモンが10歳、ベン・アフレックが8歳の時から親友でもある二人が共同で書いたシナリオ本。
92年、マット・デイモンが劇作の授業の為に書いたシナリオをベン・アフレックに見せたのがきっかけ。
当時は駆け出しの俳優だった二人が、車の移動中やときにはファックスのやり取りで約2年の歳月がかかりました。
映画はカットされた部分やアドリブもあるのでこの本を映画の延長として読み始めると少し違和感を感じるかもしれません。
とくに、思わず笑ってしまうショーンの話(奥さんのおなら)はロビン・ウィリアムスのアドリブだったりします。
ですので、もうひとつのグッド・ウィル・ハンティングとして読むといいと思います。
映画との違いや当時の若者の英語・感情表現の参考資料としてもおもしろいです。
最初のバーの場面とスカイラーがチャッキーの家を訪れる場面は、
パーフェクトコレクションDisc2未の公開シーンでみることができます。