受験の神様 DVD-BOX
問題作が多い日テレの土9で、どんなドラマになるかと思いましたが、
良くできた作品でした。
成海璃子演ずる菅原道子・・・彼女はこういう役が似合うし、設定に
説得力があります。ただし、抑揚のない話し方は女王の教室を思い
起こさせてしまうので、違う表現方法があったのかもしれません。
とはいえ・・・思いつきませんが。
中学校受験はお子さんがいない人には、ぴんと来ないのですが、目的
達成のために必要な事項を教えてくれます。
父と子の成長のドラマ、そして受験の神様が心を取り戻していくドラマ
として興味深かったです。
視聴率が今一つ伸びなかったのは残念。もっと、多くの人に見て欲しい
作品です。
DREAM PRICE 1500 愛と青春のニューミュージック・ベスト’80s
「君に胸キュン」「素直になりたい」「雨音はショパンの調べ」「初恋」目当てで買いましたが、
80年代に青春時代を過ごした私には懐かしい曲ばかりで満足です。
私的にはこれに山下達郎、一風堂、角松敏生が入っていたら大満足かな。
角松は「悲しみがとまらない」で編曲に関わっているので、まあいいか。
民事法 (1) 総則・物権
本書は、20前後の演習問題を民法と訴訟法という2つの視点で解説。
実体法と訴訟法の融合に成功した「良書」と感じました。
法科大学院や新司法試験対策に極めて有用です。
その理由は2つあります。
第1に、判例を極めて重視しているということです。
執筆者は学者に加え「司法研修所教官・裁判官」で構成されています。
どの解説も判例・条文を常に念頭してあります。
判例・条文という基本を重視される方には非常に相性が良いでしょう。
第2に、訴訟での攻防(要件事実)が意識されていることです。
解説は「要件」「効果」はもとより「抗弁」「再抗弁」などにも言及します。
実体法で1要件として暗記していた事項が、
民事訴訟法に照らして目前にうかびあがってくる迫力があります。
もっとも、初学者・純粋未修者の方には難易度が高いと思います。
民法・民事訴訟法の基本的論点などを押さえた中級者以上の方が
活用してはじめて「肉になり骨になる」と思います。
たしかに民事法1・2・3いずれも高額な商品ですが、
現段階で民法と民事訴訟法の融合にこれ以上成功している本はみかけません。
民法―民事訴訟法の基本書をつなぐ強力なツールとなりそうです。
ブームに乗った実体法学者オンリーの某要件事実本より有益でしょう。
大瀧詠一 Song Book I-大瀧詠一作品集Vol.1(1980-1998)-
毎年の「お布施」のつもりで購入。旧版から追加された曲が少ないので、あまりオトク感がありませんでしたので、この評価です。
GOLDEN☆BEST/杉真理杉真理 & フレンズ
その名の通り、杉真理の黄金期が満載の一枚。DISC.1には、1993年の『Love is Magic』までのシングルA面全てを収録しており、彼がレッド・ストライプスを経て、ソロ歌手としての地位を築き上げていった歴史が分かります。DISC.2には、彼が他のアーティストに提供したナンバーをオリジナル音源で多数収録してあります。例えば、Hi-Fi Setの『素直になりたい(84年)』がそのまま収録しており、2倍得した気分になりました。個人的には、THE KING TONESの『夕やけレッドで帰りましょう』が収録されていたのでよかったです。このCDで、杉真理の魅力を十分に味わえると思いますが、残念なことがあります。それはB面の曲が一切収録されていない、という事。『恋するQUEST』のような、いい曲がたくさんあったので、収録して欲しかったのですが・・・。ただ、その分ボーナストラックが増えて買い損なしの内容になっていました。