悪魔城ドラキュラ~サークルオブザムーン~
悪魔城ドラキュラ、もう長い間出ているこのシリーズ。コアなファンは
あちらこちらで名作だと謡ってますね、そしてこのゲームは難易度の高
さ故敷居が高いことでも有名です。私もこれまで色々触ってきましたが
すべて挫折しました。悪魔城の世界観、BGMはとても気に入ってるのに
ゲームをすると何故か私が動かす主人公はとても軟弱になってしまい・・・
しかしこれならクリア可能です。なぜならLV制があるから!
強いボスでもLVを上げまくって倒すことが可能です。
私はこれでやっと悪魔城の入り口をくぐることができました・・・
SFC版に負けず劣らずBGMは素晴らしいです。ほんとにこのシリーズは
他ACTと一線を画す独特の世界観を持ってますねぇ
悪魔城ドラキュラ ~Circle of the Moon~ (コナミ ザ ベスト)
やや難易度の高い探索型ドラキュラ。
「月下の夜想曲」を思って手を出すとその難易度に
悩むかもしれません。
「月下の夜想曲」「蒼月の十字架」「ギャラリーオブラビリンス」
のように悪魔城の探索を楽しむ、というよりは
「悪魔城ドラキュラX」「XX」のように
悪魔城で生き残るために戦うアクションゲームと
いった方が正しいでしょう。
今まで最弱のザコ敵が歩いていた廊下も、後半には
結構強い敵の歩く危険地帯と化していたりして、
それなりにアイテムの使いどころを考えながら進まないと、
どのエリアでもゲームオーバーが待っています。
個人的にはストーリーが弱いのが残念かな。
久々に、過去のドラキュラのような、やりごたえのある
難易度に触れたい貴方に。
何だかんだいって、アイテムのとっかえひっかえの
楽しさは健在です。
ちょっとした時間に是非どうぞ。
悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon & Castlevania 白夜の協奏曲 オリジナルサウンドトラック
GBAで発売された悪魔城ドラキュラシリーズ2作品のオリジナルサウンドトラック(OST)です。
個人的に、どんなに豪華にアレンジしたアルバムよりも、音源がチープだろうが
「ゲーム音楽はOSTじゃなきゃ」と思っているので、一枚にギッシリ2作品分
収録されているこのアルバムはとても満足でした。
逆に、ゲームをされない方が、「ドラキュラシリーズは曲の評判もいい」からと、
期待して聴くと、最近のゲーム音楽に慣れた人はちょっと残念に思うかもしれません。
Circle of~の方は、殆どの曲が過去のシリーズからチョイスされています。
往年のファンには嬉しい限りですが、逆に、この作品ならではの曲がビックリするくらい
少ないので複雑な心境でもあります。
PCエンジンやメガドラ版からも選曲されているのがファンとしては嬉しかったです。
シブイ選曲。
PCエンジンやメガドラ、N64の曲を、よくここまで表現出来たなぁと、とても感心してしまいましたが、
反面、ファミコン版からの曲は、(個人的感想ですが)原曲より若干チープに感じられました。
音色そのものはファミコン音源より遥かにキレイなのですが、(言葉が乱暴ですが)各パートの音を
ただ鳴らしてるだけのような、そんな気がしました。
(大変失礼ながら)編曲が素人くさいというか。制約の多い音源での曲作りを慣れてないような。
ファミコン版を聴いていると、限られた音数で、とあるパートは主旋律とは違うフレーズを
鳴らしていたかと思えば、部分的にハモッたり、主旋律に重ねて鳴らして音に厚みを
持たせたりナド、1つのパートでいくつもの役割を果たしている、職人技の世界に
ゾクゾクしたもんですが、今作はその辺りの作り込みがちょっと甘いように感じました。
素人意見ですけど。
今作ならではのオリジナル曲は、曲数少ないですが雰囲気タップリで素敵でした。
Castlevaniaの方は、ライナーノートで作曲者さん自身が語っておられますがPSG音源主体だそうです。
ゲーム部分のクオリティを維持する為、音の性能を制限する必要があったとか。
作曲者の方は残念に思ってらっしゃるようですが、私はなんだかファミコン時代を思い出して
懐かしい気分になりました。いや、ファミコン音源よりずっと美しいのですが、
PSGの音色が、いい意味で懐かしい気分にさせてくれました。
曲の雰囲気は、どちらかというと、シットリ落ち着いた…というか、
「ドラキュラX 月下の夜想曲」に近い感じがしました。
ノリがいい・カッコイイ雰囲気ではないです。
ゲームそのものが、それまでの「ステージクリア型のアクションゲーム」から
「広大なマップを探索し要所でボスと戦いつつ攻略」していく「メトロイド」のようなタイプの
ゲームになったので、曲の雰囲気もゲームに合わせて変わったんじゃないかと思います。
ただ突き進んでいくんじゃなく、場合によってはマップ間を行ったり来たりするゲームになったので、
そういう、探索型のゲームに合わせた雰囲気というか。
好みは分かれてしまいそうですが、ゲームにはとても合ってました。