華ヤカ哉、我ガ一族(通常版)
フルコンプしたのでレビューします。
個人的には、失礼ながら久しぶりにオトメイト作品で(制作元は違いますが)、面白かったと感じた作品でした。
お互いが好きになる過程が描かれている、個別ルートは個々に話が異なって飽き難い、身分違いの切ない恋愛、といった事が好きな人は面白いと感じるかと思います。
4月〜3月の一年間が期間なんですが、春は使用人以下(キャラによってはゴミや虫)の扱い、夏は使用人、秋は使用人以上、冬は特別だけどあくまで使用人、終盤にやっと恋愛対象(だけど問題山積み)って感じで、甘くなるまでが長い長い^^;(友好的なキャラでも、立場上、友情未満の期間が長い)
でもその分、そんなキャラ達が、だんだんと主人公にほだされていく過程は、かなり萌えます。
そして切ないはずなのに笑える。主人公がいいキャラ(性格)してるからだと思います。脇キャラも魅力的。
依頼などのお遊び要素も良かったです。攻略に直接関係ない為(一部例外有り)、飛ばしてサクサク進められるのも好感が持てましたし、一度クリアした依頼品などの持ち越しやイベントスキップなど、周回プレイしやすいシステムもとても便利でした。
パラ上げは確かに後半ほど作業になりますが、特に序盤〜中盤はパラやお仕事で発生するイベントや鍵などもあり、無意味な作業ではありません。それに強制スキップで早める事が出来るので、私は気になりませんでした。
それでも★5つではなく4つにしたのは、理由の一つに終盤までの盛り上がりを消化し切れずあっさりした終わり方をしたキャラが数名いた事です。終わり方というより、終わりへの持って行き方と言ったほうが正確ですが。
この作品は最後の最後まで気が抜けないストーリーになっていて、エンディングと共にドラマチックにハッピーエンドに向かいます。
だからこそ、幸せになって良かったねとすごく感動するキャラもいるんですが、逆に「あの切ない別れは何だったの?!」と思わずツッコんでしまったキャラもいました。(キャラ毎に差別化を図ったからだとは思いますが)
別れエンドが良かったわけではありません。でも、別れからハッピーエンドまで、終わり間際のみであっさり語られているせいで、「そこ重要なんだから、何があったかせめてもう少し書き込んでよ…」と。
それと、ロードが長い…。データインストールしても長い…。一つ一つは我慢出来ないほどではありませんが、システム上、頻繁にロードが入る為、プレイを繰り返すほどに気になります。
後、依頼パートでサクサク動けない。名前を「お○○」や「○○吉」と呼ばれたりする為、自分の名前とか付ける人は要注意。
以上の理由から★を−1しました。
色々書きましたが、結論を言えば、とても良かったです。「大正時代」や「軍服」にときめく私は買って良かった!
※後、見落としやすいので書きますが、後日談は本編にはありません。クリア後、画廊に追加されますので、そこから見れます。また、某キャラは本編ではクリア出来ません。条件を満たせば、タイトル画面の一番下に追加される項目からプレイ出来ます。新たに追加された時の案内などはないのでとても不親切です^^;
MR.BRAIN DVD-BOX
日本のドラマの割りには、良い方かと思います。
FOXなどの海外ドラマを見ている方は、正直物足りない内容ではないかと。
脳科学といっても、よく話題に出てくるような、このジャンルが好きな人には当たり前の内容ばかりです。
(たとえば、嘘をつくとき右上を見るとか)
木村拓也の演技も、相変わらずわざとらしいというか、自意識過剰というか…そういう感じがぬぐえないのですが、それを気にしなければ、なかなかゲストは豪華なので、日本のドラマの中では良い方かと思います。
華麗なる一族 DVD-BOX
あれだけの壮大で難しい原作を、よく10話にまとめたと思うが、その分原作とかなり離れてしまっているのが少し残念ではある。しかし、ドラマ化するためのテンポや理解しやすさ、1話毎のメリハリから考えると、すべて原作に忠実というわけには行かない事も分かる。許容範囲内の改訂と山崎先生も理解されたのではないかと思う。木村拓哉の演技に賛否両論巻き起こっているが、私的には「あり」だったと思う。失敗できない記念ドラマで、視聴率をとらなくてはならない作品で、TBSの威信がかかっているとなれば、他に誰があの役をできただろう。豪華出演陣の向こうを張って引けをとらない存在感を出せる30代前半の役者は他に思い出せない。木村拓哉の今までは、作る側が「数字の取れるドラマ」を作るためのラブ的要素が強いドラマ作りに終始していたと思う。年齢を重ね、これから彼がどう大人の男を演じていくか、とても楽しみでもある。アイドルという偏見を取り去ったところで、一人の俳優としてみてあげてもいいのではないか。甘い要素を木村拓哉から取り去って、本格派の共演陣と見ごたえのあるドラマを作り上げた制作スタッフに拍手を送りたいと思った。
瑠璃色のドレスをまとって 華麗なるマロリー一族
マロリー家のシリーズは順番に読みましたが、今回は長兄ジェーソンの息子であるデレクが主人公です。ヒロインであるケルシーは家族を破産から救うため、オークションの競りに出され、デレクが理由あって彼女を落札します。ケルシーは良家の淑女であることを隠してデレクの愛人となりますが、彼女の純粋さ可愛らしさにデレクはメロメロです(笑)
今回もマロリー一族やそのパートナーたちが大勢登場しとっても賑やかで、コミカルな仕上がり。レジーナはいつもどおり賢さぶりを発揮してます。このシリーズを読んでない方には順番読みをオススメします・・・そのほうがそれぞれのキャラクターを楽しめると思うので。今回はデレクの出生の秘密も盛り込まれたり、サスペンス的なシーンもあったりと読み応えありました。ページをめくる手が止まらず一気読み。他のマロリー一族の続きにも期待してます。私的にはジェレミー(ジェームズの息子)が主人公のものを読みたいな。
IN 吹奏楽~TVドラマ編
自分が所属するバンドでやるのに参考にしようと思って購入しましたが、ニュー・サウンズ・イン・ブラス同様、今だけではなく、何年後かに聴いても楽しめるような選曲だと思います。
アレンジが、オリジナルに限りなく近いか、ニューサウンズのような思い切った別物として聴かせるか、そのどちらでもない感じがミュージックエイトの味でしょうか(笑)アマチュアが無理なく演奏できる譜面ということが最大の良さですからね。
でもそれをプロの演奏で聴けるというのが嬉しいです。