恋する惑星 [DVD]
『恋する惑星』…いい邦題ですね。歴代の名画の邦題をひもとくまでもなく、関係者の愛情を感じずにはいられません。 …さて、本作『恋する惑星』ですが、個人的に、アクションだけだと思ってた香港映画のイメージを大きくかえてくれる作品でした。映像、人物造型、台詞、音楽、全てが斬新で、香港の雑踏と相まって、すっかり引き込まれてしまいました。主役は二組の男女で、 失恋した警官(或いは賞味期限を気にする男)と、謎の金髪美女(或いは拳銃をぶっぱなす女)。もう一組は、 失恋した警官(或いは手紙を読まない男)と、キュートでベリーショートな店員(或いは男の部屋に忍び込み、掃除や模様替えをする女)。二つのストーリーが0、1ミリのすれ違いで交差します。私が印象的だったのは、モノローグもそうですが、缶詰や旅客機のミニチュア等のアイテムです。中でも、ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」は、見終った後も暫く頭から離れませんでした。 …今回、久しぶりに見直したのですが、全く色褪せるところはなく、新鮮な気持ちで観ることが出来ました。どうやら賞味期限の心配はいらないようです。
アンジャッシュ・バナナマン モテルカルフォルニア DARTS LOVE LIVE vol.1 [DVD]
放送されてからはや1年がたちました。ついに待ちにまったDVD発売!!うれしくて仕方ありません!!
この番組はパソコンのネット配信の番組なので普通のテレビでは放送されていません。だから知らない人も多いかと思います。
内容はモテない人のためにモテる行動、言葉を教えてくれる番組です。こう言うと勘違いされやすいですが、この番組はあくまでもバラエティですので、真剣にモテようと購入するとビックリすると思います(笑)
バナナマンとアンジャッシュの4人がでていてほんと面白い!!その辺のバラエティより全然おもしろいです!!
下ネタもありますが、彼女や彼氏と見てもより楽しめると思いますし、大勢の友達と見ても騒げると思います♪
この機会に是非買ってモテてちゃってください★☆
夢のカリフォルニア 小説版
3人の主人公がそれぞれの立場でそれぞれの人生に悩み、苦しみ、そしてそれぞれの答えを出していく。「自分を必要としてくれている人達がいる。だから自分もその人達を必要とする」 それは決して甘えではなく生きていく上で大きな愛でありやすらぎである。そんなことを教えてくれる作品です。
どんなことでもいい。小さな一歩を踏み出そうとしている方、または踏み出す勇気を求めている方。ぜひ読んで見てください。
YOUR SONG
個人的にはこういうオムニバスアルバムは好きではないのだけど、
この選曲には逆らえない。
70,80年代の楽曲が中心だが、それ以外にも
ギターポップのアンセム"ゼア・シー・ゴーズ"、ボサノヴァの代名詞的"イパネマの娘"などの
意外な選曲もいい感じ。
40曲、素晴らしい楽曲ばかり揃えて3000円。
持っといて損は絶対ありません。
ここから新しい音楽に興味を広げていくことも出来る素晴らしいコンピレーション。
夢のカリフォルニア~ノルウェーの森
ウエストコースト派のマルチプレイヤーのバド・シャンクがチェット・ベイカーと組んだアルバムで、前作ミッシェルの続編ですが、フィーチャリングチェット・ベイカーとなっているので、前作よりチェットの扱いが大きくなっているのかな?なお、アレンジと指揮は前作同様ボブ・フローレンスです。そして、曲目は、その当時のヒット曲が中心になっています。
1 ご存知ママス&パパスのヒット曲。オリジナルでも印象的だったバド・シャンクのフルートが素晴らしい!チェットのフリューゲル・ホーンも中々よろしい!! 2 バドのアルトにチェットのFHそして、女性のスキャットが面白い。 3 ハーマンズ・ハーミッツにヒット曲。(私は、見つめあう恋が好き。後にカーペンターズで大ヒット)スキャットから始まり、バドのアルト叙情的に流れます。 4 ジャッキー・デシャノンのヒット曲。バドのアルトにスキャットが絡みます。 5 チェットのFHから入ります。美しい!そして、バドのアルト。スローな展開で、チェットのFH中々よろしいです! 6 ビートルズの曲。女性スキャット、珍しくギターが絡みます。 7 ピーター&ゴードンのヒット曲。(愛なき世界も良かったです。) 8 マンデーマンデー。ママス&パパスの大ヒット曲。女性スキャットから入ります。バドのアルトが聞きものか! 9 ラヴイン・スプーンフルのヒツト曲。(最近紙ジャケでアルバムが復刻されています。)チェットのFHが結構良い。 11 日本では、ブレンダ・リーでヒットしたが、米国では、スキーター・デイヴィスでヒット。メロディーを奏でるFHが印象的。通して聞いてみたが、原曲に忠実なアレンジで、バドのアルトがメイン、それにチェットのFHが花を添え、それに、スキャットが彩りを加えています。ジャズかと聴かれれば、首を傾げざるを得ません!しかし、ヒットした曲ばかりですから、当時青春真っ只中だった人には、思いで深いかも知れません。
追、バドとチェットの競演しているジェームス・ディーンストーリーを比較の為聞いてみました。1956年の録音です。バドはともかく、チェット この人はアンニュイなやるせないのが持ち味ですが、それにしてもなんと生き生きしている事か!!