ポケットの中の宇宙 (中公新書ラクレ)
この「ポケットの中の宇宙」 (中公新書ラクレ) のpage.55 に掲載されている「2004年12月、宇宙飛行士候補に選ばれたとき、マスコミに発表された写真」については、 STS-49に搭乗したRichard J. Hieb氏の写真を元に合成したものではないかという疑惑があがっています。
また、page.61 に掲載されている海中訓練写真は、著者アニリール・セルカン氏の写真ではなく、閉鎖施設「アクエリアス」の技術者として参加したジェームズ(JamesTalacek)氏の写真であることが確認されています。
また、page.59 「2004年12月、NASA。宇宙飛行士候補として、スペースシャトルで訓練中」の写真は、
・コックピットの型式が古い。
・この写真はジョンソン宇宙センターのビジターセンター(スペースシャトルのコックピットの展示)で撮影されたものであるという疑惑があがっています。
(コックピットとの間にガラスの仕切りがあり、音声解説のステッカーが貼ってある)
また、page.60 「2002年、NASA。ドッキングの調整訓練」の写真については、
・ドッキングの訓練装置ではない。
・ドッキングの際のコントロールユニットとは形状が異なる。
・本物のMMUのシミュレーターとはまるで違う。
・MMUの展示の写真に酷似している。
という疑問があがっています。