Kid a
このアルバムの雰囲気は非常に暗いが、私はむしろ気分が沈んでいる時に聴くことを薦めたい。私は実際沈んだ時に決まってこのアルバムを聴いている。「Everything In Its Right Place」、「Kid A」で脳内が浮遊し、「How To Disappear Completely」の陰鬱なギターに泣きそうになり、 そして「Motion Picture Soundtrack」で全てが終わり、現実に戻る。その瞬間、よりリアルに現実を感じることができる。別世界から帰ってきたような、浅い夢から覚醒するような感覚に近い。その時に何故だか少し気持ちが楽になっているはずだ。部屋を暗くして、じっと耳を傾け、是非とも聴き終わったあとの静寂も楽しんで欲しい。
The Bends
レディオヘッドはあまりシングルを切らないバンドです。
基本的にアルバムのトータル力で勝負しているのでラジオフレンドリーな曲が少ないというのもありますが。
そんな彼らのアルバムの中でも最もシングルが多く出されたのが、このベンズです。
high and dry,fake plastic tree,just,street spritsなど素晴らしい楽曲がずらりと並びます。
特にfake plastic treeは本国では90年代の屈指の名曲として知られています。
英国ではクリープなみに人気があります。
またアルバムのコンセプトもオルタナ/グランジとUKギターロックの融合としているように全体的にラウドですが、非常にメロディアス。
彼らのアルバムの中では最も有機的な音楽とも言えます。
アコースティックギターが軸にすえてあるためか、歌メロが分かりやすく、かなり聞きやすいです。
レディオヘッドを聞いてみたいという方にはこのアルバムをおすすめします。
素晴らしいソングライティングとバンドの演奏を体感できる作品です。
と同時に現在までのキャリアの基軸になっています。
サブライム-白衣に潜む狂気- [DVD]
米アマゾンのレビューで☆から☆☆☆☆☆まで、賛否両論まっぷたつに分かれているのに興味を覚え購入した。
DVDリリースのみということで、劇場公開できないような残虐シーンを期待した人は、失望するだろう。残虐シーンがないわけではないが、製作者も認めるとおり、この映画は今主流のホラーではない。何より、物語のペースが、映画的というより演劇的で、意図的に遅い。ジェットコースターのようなハイテンション・ホラーが好きな人は退屈するかもしれない。
この映画は潜在意識の恐怖をあつかう、知的なホラー/サスペンスだ。ITで成功した白人ビジネスマンが検査入院した病院で経験する「終わりなき悪夢」。似た映画がこれまでにもあった(が、名前を挙げるとネタバレになるので避ける)。低予算ながら、それなりによく練られた脚本で、じっくりと見れば見ごたえがある。「白人リベラル」の罪悪感というテーマも、日本人にはそれほど遠くない。インテリ向け、という言い方も誤解を与えるだろうが、まじめに訴えるものがあり、心に残るものがある。「ホラー」というより、「ドラマ」のジャンルか。
主役のトム・キャヴァナーの好演に☆ひとつ加え、四つ星。
ザ・ベスト・オブ [DVD]
菲迷は持っていて○かと思います。
理由
1.パソコンでちらちらと観ながら鑑賞できる。
2.中国語の歌詞がでますので、中国語の学習になる。
3.KTVに行く前の予習用に
4.菲が見れる
理由になってないかな。
歌覚えるには本当に良いですよ。
O.K. Computer
前作での『ジャスト』や『ハイアンドドライ』のような、静寂→見事のなギターアンサンブルで盛り上がるような曲はないのですが、虚無感が漂いながらもどこかしら優しげのあるトムのヴォーカルが、個人的には大好きです。