The End of the Affair: (movie tie-in edition)
神の愛と信仰と、主人公のMaurice Bendrixが友人Henry Milesの妻のSarahとする不倫が主題です。この本は辛い恋愛を体験したすぐ後に読みました。ですので、MauriceとSarahの気持ちが痛いほど心に染みました。
Graham Greeneは大人になってから、自分の意志で、聖公会からカトリックに改宗した人です。カトリックの聖人のダミアン神父、この方はハンセン病の施設に派遣され、自身もその病になりましたが、プロテスタント側から「彼はもともと女性関係に甘いところがあり、病気に感染したのはそれが原因である」とする批判があり、Greeneはそれに対して、少し記憶が曖昧ですが、「もしもそうだとしても、そこにこそ神の栄光がある」と反論していたと思います。
品行方正な人たちと神の愛ではなく、世間では蔑まれる不倫をする男女と神の愛という、一見矛盾するようでありながら、深く重い主題を扱っています。親鸞聖人の「言わんや悪人をや」に通じるところがあるのではないでしょうか。神の考えは人間の理解を超えた深いところにあると思うからです。
Greeneの文章表現が簡潔で美しいことも強く印象に残っています。これを翻訳で再現するのは不可能だと思います。ぜひ原著を読まれることをお勧めします。
情事の終り (新潮文庫)
小説のタイトルは「情事の終わり」だが、内容は「信仰の始まり」ともいうべきもの。キリスト教は日本人からみると逆説に満ちているが、特に「奇跡」は理解しづらい。そういう点で、この小説はカトリック信仰に関心のないひとには不向きだ。しかし、カトリックの信仰を理解しようとするひとには、フランスの作家ベルナノスとならんでグリーンはとても面白い。特に、本書は「奇跡」を扱っているので、両作家を比較するのも興味深いかもしれない。グリーンには『権力と栄光』という傑作もあるので、併せ読みたい。
以下は、私的な感想。
サラァは神と出会ったことにより、情事を終えざるをえなかった。自分の意志ではなくとも、神と対話を始めてしまってからサラァの心は神に奪われてしまったといってよい。その意味では、ベンドリクスが恋敵のように神を憎むのは正当である。サラァの心を得ることの出来なかった男たちは、神を憎む必要はなかったから、サラァによって神に導かれる・・・・(小説には結果が書かれていないけれども)。ベンドリクスの「愛」は与えるものではなく、あくまでも得るためのものであるから、しかも、自ら言うようにサラァの心ではなく「肉体がほしかった」ゆえに、遂にサラァ(神)を理解することはできなかった。いや、あるいは薄々気づいていたのかもしれない。ベンドリクスの反論する、サラァが跳躍したように跳躍することによって、みんな聖人になれるではないか、「もしきみが聖人なら、聖人になることはそんなにむずかしくはないではないか。それは彼がわれわれのうちの誰にでも要求できることだ。跳躍。」という言葉に、おそらく作家の真意があるのだろう。
EXE 誘惑の昼下がり 若妻の情事 美紗子 ローション付
奥さんとの交わりを連想させるホール。入口がかなり狭くなっていて使い込んでいないものを連想させる。中は大きめなヒダヒダがたっぷりで刺激十分、締め付け力もたっぷりで大量発射間違いなしですね。
昼下りの情事 [DVD]
英語字幕なし。
タイトルカバーの写真の向きが反対。発売前になぜそれくらいのことに気づかないのでしょうか?残念です。
もちろん旧発売版のいろいろな方のレビューどおり、映画自体は最高傑作です。
情事 Jyoji II 真梨邑ケイ [DVD]
真理邑ケイさんの50過ぎとは思えないくらい綺麗なスタイルを見れただけて十分過ぎるくらいすばらしい作品です。
男優との絡みも上品に出来上がっていると思います。変に大きな喘ぎ声を出すことも無く、彼女自身のしたい行為をしている!そんな感じに受け取りました。
ただし局部アップ等というシーンはありませんので変に期待はしないほうが良いです。
あくまでの大人の絡みがみたいという40代、50代の夫婦やカップルにおすすめします。