紅とんぼ ちあきなおみ 船村演歌を唄う
このアルバムは、ちあきなおみがテイチク時代に放ったオリジナル・アルバム『紅とんぼ ちあきなおみ 船村演歌を唄う』(1988.10.5)の復刻版です。
復刻に当たって、新たにリマスタリングを行うことなく、オリジナル・カット・マスターを使用したとのことですので、当時の音そのものが再現されています。珍しいのは全曲がオケとの同時録音であるということです。それをそのままマスタリングに使用していますので、臨場感たっぷりの、ちあきなおみの演歌(抒情歌と呼ぶ方が相応しい)を味わうことができます。
1990年6月21日に発売を予定されていたこのアルバムの姉妹編が、どのような背景があって流れてしまったのか関係者ならぬ身にとっては知る由もありませんが―後年(ちあきなおみが今も続く無期限休業に入った後)に発売されたアルバム『男の友情 ちあきなおみ 船村徹を唄う』(1995.5.21)が、それであるようにも思えますが、明らかに仮歌(テスト録音)と思えるものが何曲か混ざっていたり(そのため直ぐに廃盤扱いになった経緯があります)、半数以上の曲がこのアルバムや他のアルバム(1989年3月21日発売の『男の郷愁』と1989年6月21日発売の『女の心情』)からの寄せ集めであったりするので、幻となったアルバムとは全く内容を異にするものだと思います―「船村徹」の冠を頂いたものとしては、テイチク時代唯一のものとなりました。
船村徹は後年、今後目指す方向性についてのインタビューを受けて、“しっとりとした落着いた墨絵のような曲を作りたい”旨を語っていますが、もう既にこのアルバムの幾つかの作品で実現できているように思います。ただし、それは飽くまでも、ちあきなおみという歌い手があっての話。そのことは船村自身が一番分かっていることだと思います。
であるからこそ、“唄書きにとって、「ちあきなおみ」ほど恋しくなる素材はない。「美空ひばり」との唄作りが闘いなら、ちあきとのそれは恋愛のようなものだ”(『うたくらべ』より抜粋)というような融通無碍な関係を望んだのだと思います。
ちあきなおみ自身もビクター時代に“以前は聴き手に、自分が創った歌の世界をただ押し付けているだけだったが、今は聴く人ひとりひとりが想像を広げられるようにさらりと、自然に歌っている”と語っています。
そうした下地があって、意識的にせよ無意識的にせよ、生み出すことができた新境地のような気がします。
ドラゴノーツ ドラマ&キャラクターソングス vol.2
私は『ドラゴノーツ』をよく見てなかったから、キャラの個性などをよく知りません。
このアルバムで、私の大好きな沢城みゆきさんと水樹奈々さんの演じがありますから聞きました。
まず、アニメの筋をよく知りませんけど、二つのドラマトラックはなかなか面白いです。
アキラとマキナ編のストーリーで分からないことはまだありますけど、互いに向けて抱えてた気持ちが、よく理解できます。
私はジークリンデとアマデウス編が大好きです。
可愛らしさや暖かさがあるのドラマですね。
二つ曲のキャラソンも良いと思います。
アキラ役の沢城みゆきさんとマキナ役の後藤邑子さんのデュエットはいいです。
旋律はちょっと普通だと思うけど、曲の雰囲気が好きです。
今度、沢城みゆきさんが男の子っぽい声で歌いは、予想以上にすごいですよ!
ジークリンデのキャラソンは、優しい一曲で、水樹奈々さんの歌唱は相変わらず素晴らしいです。
このアルバムを聞いた、私はアニメをよく見るって決めました。
アニメを見なくても、このCDを聞いて損はしないと思います。
それに、聞いた後アニメを見たくなるかもしれませんよ。(笑)
大映テレビ主題歌コレクション~TBS編~
「不良少女とよばれて」や「ポニーテールはふり向かない」など,大映テレビ少女シリーズは,ビデオ化されていません。それだけに,主題歌がぞんぶんに聞けるこのCDはとても貴重です。ドラマの解説も歌詞カードにのってます。
解説をみながら主題歌を聴くと,1980年代が,よみがえってきます。
私も若かったなあ・・・。なんてね。