舞台「夜は短し歩けよ乙女」 [DVD]
公演後のトークショーにて主演の田中美保に対して
「恋人にするなら誰がいいですか?
結婚するなら誰がいいですか?」という質問がされたそうです。
もちろん(?)その答えは「先輩」ではない!!
では、それぞれ誰を田中美保は選んだのか?
この答えから、日本浪漫派の系譜に森見登美雄を位置づけ
大伴家持以降の日本文学を
「萌え」系とそれ以外の2系統に分類してしまう解説に興味がある方は
浅羽通明氏発行の流行神241号を。
昭和三十年代主義―もう成長しない日本
花鳥風月
『花鳥風月』に一貫している雰囲気は、“風流”であると思う。
ジャケ写の浴衣から見える女の人の足、CDに印刷(というか刻印?)されている花や扇子、そして、おさめられた名曲の数々。
ちょうど“『RECYCLE』問題”があったために“裏ベスト”と称されるこのアルバムだが、個人的にはこっちが“表”でもいい気がする。一般大衆向けではないけれど、なんというか粒揃いである。一曲一曲に、メンバーの秘められた情熱(笑)がこめられていると思う。その趣がなんとも風流なのだ。
裏的、影、そういうちょっと暗めなポジションにいる『花鳥風月』。でも、その“影”さえもキラキラと輝かせてしまうことができるんだからスピッツはすごい。「流れ星」「俺のすべて」「猫になりたい」「おっぱい」など、趣が違う13曲それぞれが、違う色の輝きを放っている。それはまぶしいくらいだったり、鈍く光っていたり、甘い輝きを放っていたり、色とりどりだったり…そしてどれもせつなさやさびしさをまとっている。
夏の夜の清流で、うつろに光るほたるを眺めているような――そんな風流が漂う1枚である。
ラブコメ [DVD]
本作は、auをスポンサーにして、博報堂が企画。
現代の日本映画製作ではトップランナーと言えるROBOTがプロダクションとして参加。
監督は「ルーキーズ」の平川監督で、配給は東宝と、今考えうる最強の組み合わせで実現したものだ。
こういう映画は、総じてauの携帯電話とLISMOの告知がそこかしこに出てくる「代理店ムーヴィー」
になる確率が高いのだが、本作はちょっと違った。
これは春名プロデューサーが関わっていることが大きいだろう。もとは博報堂の社員だったが、今では
映画本編のプロデューサーとしての知名度の方が高い。
香里奈と田中圭、北乃きいと渡部篤郎の恋模様を描くのだが、特に渡部は意外なキャスティングであり、
ここまで「軽い」役は初めてじゃなかろうか。香里奈&田中圭といえば、何と言ってもTVドラマ金字塔の1本
「牛に願いを」での共演が思い出深いが、今回はコミカルに決めていて、楽しかった。
北乃きいのキャバクラ嬢にもちょっとクラッと来たしね(笑)。
まあ、90分のCMといえばそれまでだが、脚本が弱かったのが残念だ。
塚本高史なんてもったいない使い方だったし、佐藤二朗もストーリーに絡まないお笑い担当だし、
中越典子も中途半端な立ち位置だった。
もう少し各俳優の起承転結をきちんとすれば、さらに面白くなったのに、と思う。
特典映像は携帯配信向けのダイジェストと、30分ほどのメイキングが収録されている。
同じ平川組の「陰日向に咲く」の思い切り明るいバージョンともいえる作風なので、
同作が好きな方はハマります(塚本高史も出てるし)。個人的には星3つ。
バストロジー 泡のボディケアウォッシュ本体550ML
乾燥肌の子供用に買いました。
ミヨシなど、何種類も泡タイプのボディソープを使ってきましたが、
今まで私が使った中では、これが一番泡がクリーミーです。
手で洗うことを想定しているからか、きめ細かい泡で、しっかり泡だって出てきます。
使い始めて1週間、
お風呂上がりにすぐ保湿しないと、かゆいかゆい!と連発する息子が、今日は痒くないよ、と言うのでびっくり。
良い香りではあるのですが、もう少し香りが控えめだといいなぁと思いました。
海峡 DVD-BOX
あまり期待してなかったけど、見始めたら夢中になりました。
昭和20年からの激動の時代を生きた朝鮮人男性と日本人女性の恋愛ドラマですが、単純な純愛モノ、戦争モノではありません。
メロドラマ的要素もありますが、実在のモデルの方がいる為か、人種、国籍問わず、懸命に生きた人々のヒューマンドラマにもなってます。
韓流ドラマ的なものが嫌いな人でも素直に入り込める内容だと思います。
長谷川さん、眞島さんも素敵でした。