The Golden Oldies
名曲をカバーしたアルバムです。個人的にはチューリップの「青春の影」が好きですが、原曲の良さを残しつつキチンと今風の(福山風の)アレンジでオリジナルを知らない若い人たちもすんなり聞けるのではないかと思います。選曲もいいんじゃないですか?
沢田研二 A面コレクション
思わずジュリィィィィイイ〜と叫びたくなるCDです。
ジュリーの歌の上手さ、独特のセクシーな声。
いい歌に恵まれたジュリー。
私が小さいころは、かっこいい人だなあと思っていたくらいで、
こんなに歌が上手い人だとは知りませんでした。
ヒット曲を出し続けた偉大なスーパースター。
この曲を今の若い子が知らないのがとても残念です。
これは懐かしのメロディーではない!
ずっと輝き続けている曲ばかりです!
ぼくと、ぼくらの夏 [VHS]
原作に忠実な映像化ではありません。というか、ミステリーでさえなくなっています。原作を読んだ方は、ちょっと唖然とされると思います。原作を未読の方は、樋口氏の独特の「かるみ」はそれなりに表現されており、音楽も役者も贅沢な作りなので、楽しめるでしょう。(後に原作を読めば、二度楽しめます。)繰り返しになりますが、原作を読んだ方は、どうしても気になる方だけ、別の物語としてご鑑賞下さい。未読の方にはおすすめです。
男はつらいよ 寅さんDVDマガジン VOL.5 2011年 3/15号 [雑誌]
寅さんDVDマガジンVOL.5は、第30作『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎('82)』、マドンナは田中裕子。
遺骨を抱えた青年(沢田研二)が寅次郎(渥美清)の常宿を訪ねてきた。母が昔、此処で仲居を務めていたという。哀れに思った宿主(内田朝雄)と寅はささやか乍ら法要を営む事にする。『袖触れ合うも多生の縁』寅に焼香を促された同宿の旅人、螢子(田中)。彼女を一目見るなり青年、三郎は胸の高鳴りを覚えるのだった。
沢田が木訥で恋に不器用で、ってリアリティ無いよね^^?
そんな三郎青年を面白がって恋のレクチャーを買って出る寅なのだが。寅にしてみれば螢子は堅気の娘。恋愛対象になり得ないのは承知でも円満に結ばれると、灼けて羨ましくて寂しいのだ。配役もだがバーで飲む寅や観覧車でのラブシーンとシリーズ中ではハイカラな演出。30作の大台を超えてマンネリ化を意識しての事か。
改めて田中のキュートさにドキドキしたりして^^;
吉永小百合の様な華やかさも美人でもないが良い意味でのアンニュイと言うか、大人びて時に少女の様で、物憂げグラスを傾け覗き込む様に下から顔を見詰められたらドギマギせぬ男などそうは居まい。沢田某が役柄だけでなく道ならぬ恋に落ちたのも頷ける。蒼井優に似ている気がするのは気のせい?
怪優、殿山泰司は経を読んでいるだけで妙に可笑しい。内田朝雄かぁ、ヒールと言えば思い浮かぶ何人かの一人、TV&映画でお馴染みの顔。名前を知らずとも水戸黄門や大岡越前を観れば『あぁ』と言う人も多い筈。黒幕、親分と言う役柄がピッタリな役者だった。最近はヒールもめっきり小粒で薄味が多くなりました。
クレージー映画の常連でもあった人見明、OPでは光石研&アパッチけんのコント(?)も見られる。夢ネタはジュリー&SKDによる華麗な“ブルックリンの寅”だ。
ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―
解散時には小学生だった私ですが、タイガースの解散にはなにか大人の事情があるのだということは憶測するのに易しいことでした。トッポの脱退以来、思いは一つのはずだったのにみんなが違う方向を向き始めたこと。けれどそれは若い彼らには当たり前のことだったんだと思います。頂点にいた芸能人でありながら必死にもがいて自分を探していた若き虎たち。40年の時を経てまた同じ道にたどり着いたことも、一人ひとりが真摯に自分の道を歩いてきたからこそ価値が有るのでしょう。
タイガースのピーを思い出すことは、許されないことなのかと感じていた40年ですが、長い杞憂から解けさせてもらった一冊です。