時をかける少女 通常版 [DVD]
久々に良い映画に巡り合えました。
この映画のテーマは劇中にひっそりと出てくる"time waits for no one”に集約されていると思います。
"時は誰も待ってくれない。”
主人公は、時が待ってくれる能力を身に着けたからこそ、逆に気づいたのだと思いました。
教科書的ですが、
「後悔しないよう、1日1日を一生懸命生きよう!」
改めてそう思われてくれる作品です。
余談ですが、奥華子さんの主題歌「ガーネット」と挿入歌の「変わらないもの」は最高すぎます!!
時をかける少女 [Blu-ray]
筒井康隆原作、時をかける少女の劇場版アニメ。
映像は綺麗です。
さすがに精細で全てが忠実に再現できています。
元々描き込み量の多い作品ではありませんが、とても綺麗に出ている。
ノイズなどは皆無でさっぱりとしたクリアな映像。
透明感のある作品の雰囲気を素直に伝えてくれます。
動きのあるシーンでも破綻する事がなく丁寧に出ている。
ただ、気になったのは全体的に感じるシャープさの甘さ。
ソフトフォーカスをかけたようなちょっとぼんやりとした画質になっています。
ただこれはソース自体がそうですし意図的な処理の可能性が高いので、忠実に再現していると言えるのではないでしょうか。
個人的にはもう少しキリッと解像度を感じる映像が好きなのですが仕方ありません。
他のBDアニメと比べると十分綺麗な画質だと思います。
再現性を抜きに純粋な画質として評価するなら★4〜5くらいに感じました。
ソフトフォーカスをかけたような映像については好みによると思いますが、ソースに忠実で高ビットレートによる丁寧なエンコードだと思います。
再現性なら文句なしの満点ではないでしょうか。
音はかなりよいです。
重低音は控えめながらしっかりと響きのある音。
高音はとてもよく出ていてよく伸びます。
透明感のあるサウンドが作品の雰囲気とマッチしておりとてもよい。
驚いたのがサラウンド。
この手の作品にはサラウンド感はあまり期待していなかったのですが、包み込むような臨場感溢れる音が出ています。
しっかりとどこに音が存在するのか伝わる音。
セリフ部分もクリアで聞き取りにくい箇所もあまりありません。
音質はとてもよく素晴らしかったです。
内容は過去にTVドラマや映画化にもなった青春映画の劇場アニメ版です。
設定がしっかりしている作品ですので非常に伝わり易い。
時間を遡るという設定などから突っ込める箇所もありますが、そこに触れるのは野暮というもの。
キャラクターも実に生き生きとしていて躍動感のある作品。
テンポがとてもよく一気に進んでいきます。
メリハリのある展開で見ていて全く飽きる事がない。
笑える要素もあり、それでいて切なくなる所もあり。
SF要素のある正に青春といった躍動感溢れるアニメ。
うまくまとまった良質なアニメだと思いますし、自分は大変好みでした。
特典は時かけ同窓会という名のオーディオコメンタリーの他、HD画質でアートギャラリー、SD画質で試写会舞台挨拶、予告、PV、TVCF集など。
オーディオコメンタリーは時かけ同窓会というもので作品のファンなら楽しめる作りになっています。
アートギャラリーはテーマ曲に乗ってスライドショー形式で流れるのでいい感じ。
さらに初回限定でスリーブケース仕様、さらに封入で第一号フィルムのフィルムがランダムで入っています。
自分のはラスト付近の夕方河原での会話シーンで満足。
画質/音質はソースに忠実でいい出来ですし、内容も個人的には好みでしたのでとても満足できる一本でした。
ビーチボーイズDVD BOX
本当に大好きな大好きなドラマでした!今も大好きです。
中学生の時に放送があってビデオに録って毎日毎日、次の放送日まで観ていました。
なんで、あんなに夢中だったんだろうと思うくらい。
あんな人達と一緒に生活できたら、ほんとに楽しいだろうなあと今も思います。
あれから10年以上たって私自身、会社員になって広海や海都の気持ちが身にしみてわかるようになりました。
部長の平泉成さんが好きにしろ!そして、うーんと後悔しろ!ていうセリフが今は理解できます。
無理は承知で、もう一度ビーチボーイズ2を同じメンバーでやってくれないか!と夢のまた夢ですが
ひそかに思っているのです。反町さんのチャオー!をもう一度聞ける夏に期待。無理だろなあ。