Enemy of God
ドイツのスラッシュメタルバンド、クリエイターのアルバム。2006作
DESTRUCTION、SODOMと並んでジャーマンスラッシュのベテラン三羽ガラスという
言い方もできるが、個人的にその三つの中で最も好きなのがこのKREATORだ。
激しい突進力とともに、どこか翳りを感じさせる薄暗さがたまらない。
さて、本作のサウンドの方は往年の名作「Extreme Aggression」あたりを思わせる、
爽快な疾走感と絶品のリフワークが戻ってきた。ミレ・ペトロッツアのヴォーカルも
変わらぬ吐き捨てスタイルながら、かつてよりも深みと表現力が増している。
ときおり聴かせるツインギターの叙情性も効果的で、硬質なサウンドの中にも
ヨーロピアンな美しさを漂わせているのが素晴らしい。
Pleasure to Kill
個人的にはTerrible Certaintyが一番だがこのアルバムも好きですね。とにかくスラッシュでも速さを求める人には一押しでしょう。最初から最後まで飛ばしまくり。全曲聴いたあとの、爽快感はスレイヤーのReign in Blood以上かも
Hordes of Chaos
今年2009年は、スラッシュメタルの当たり年。
MEGADETH、SLAYERといった大物のリリースが続きました。
そんな中で、一番光っていたのがこのアルバム。
勿論、大御所のアルバムも素晴らしかったのですが
この作品は、特筆に値する素晴らしい作品と言えます。
前作のEnemy Of Godよりもメロディアスでありながらも
攻撃的で狂気じみていて、確実に進化しています。
KREATORは正直、苦手だったのですが(特にミレの声質)
今作は完全にハメられました。何だかんだ、一番聴いていますね。
いい作品に出合いました。
まだ聴いてない方は是非聴いてみてください。