雛高 救護クラブ 第3巻 (あすかコミックスDX)
とりあげられたのは、究悟、部長、周の三人。
変わらず鳩也さんの作品は、読んでいるだけで胸が熱くなるものでした。
部員達の家族の問題を取り上げたこの第三巻では、問題の内容から言うと割とありがちなものです。
だからって流し読みなんかさせないのは、さすがは鳩也先生。
何度読み返しても涙なしには読むことができません!
話毎の主人公の気持ちを打ち明けたら、家族側は実は優しくてすぐ打ち解ける、なーんて野暮な展開はしません。
むしろこれからが大変なんだ、という余韻を引きつつ話を終わらせるこの技術は鳩也先生の作品以外に存在しないんじゃないかと思います。
そしてだからこそ、私はこの作品に惹かれたのだと思います。
そんじょそこらのお涙頂戴作品なんて足元にも及ばない、というのが私の感想でした。
第一巻の究悟から見ると、彼は自分の周囲にいる人達を大切に想い、繋がりを大切にしています。こんな彼の変化に勇気づけられるのは、きっと私だけじゃないはず。
過去の写真から一番気になる変化を遂げた宗佐のエピソードが見られないことを思うと、残念でなりません。
鳩也先生の次回作も楽しみに待ちつつ、この作品から力をわけて貰おうと思います。
ライヴ・イン・ハトヤ
ちょっと期待しすぎで聴いたので、一回目は「なぁ〜んだ、ソレ程でもないや」という感じでした。
しかし繰り返し聴くと、何とも言えず可笑しくて、昔の深夜ラジオの持つ「音で想像させてくれる楽しさ」
みたいな魅力を味わえます。
もともとタモリさんの芸風が好きなんですが、赤塚さんの可愛らしいキャラクターも見逃せません。
今風の笑いとは違い、大爆笑を期待するとかなり肩すかしをくらいますが、
ドサッとしながらインテリジェンスが漂う、「おやじギャグ」とは一線を画す笑いが味わえます。
「声」の持つ魅力も感じました。
フライング・ロケットマン
ふかわファンなら買って損なし買って当然の一品です。音楽と笑いの融合、まさにこれのことです。テレビのふかわさんしか知らない人は、イメージ変わると思います。実際僕もこれを聞いてふかわファンになりました。何回聴いても笑え、何回聴いても飽きません。
非現実的ノンフィクション 第1巻 (あすかコミックスDX)
SFアクションです。 なんか久しぶりにこういうの読みました面白かった。主人公の周りが皆胡散臭い人ばっかりで、続きが気になる。 あとがきにいるのは胡鶴捕物帳の作者では(笑)!?
ヴァイオリンとピアノによる冗談音楽の調べ
普通、パロディとかギャグっぽいCDって1度聞けば十分でリピートして聞く気にはならない物だけど、この作品は違います!
クラシックの曲も有名な曲を題材にミクスチャーしているので、分かりやすく楽しんで聴けます、ところどころの緻密なアレンジが聞く度に新たな発見を呼ぶ素敵なアルバムです。
以前にもこういった趣向の作品は聞いたことがありますが、この作品の出来はピカイチです。
最近無かった本気のお勧め版です!!