電波女と青春男〈8〉 (電撃文庫)
宇宙人が守る街を舞台にした青春コメディ。何か、中途半端な終わりだった。そんな印象が強いですね。単純なラブコメとかそういうのとは違う面白さがあり、気に入っていた作品だけに残念です。
リトルスマキン襲来。元祖スマキン、エリオに比べ、スマキンとしての能力は相当高いです。布団かぶったまま、缶ジュース一気飲みとか、意味不明です。足速いし。結局、(たぶん女の子なので)彼女はなんだったのでしょうか。作品を理解できていなかった自分には、よくわからなかった。また一から読み直してみようかと思っている今日この頃です。
電波女と青春男(7) (電撃文庫)
一人の男の子と何人かの女の子。「男女としての付き合い」に発展し得る彼らですが、「最終的に男の子はどの子選ぶの?」というのは読者としては気になるところだと思います。ラブコメではないものの、ハーレム状態ですし。「だったら、それぞれの場合を見てみようぜ」というのが今回のお話になります。
やられた!まさか、主要キャラ(当然、女々さん込み)それぞれで話を持ってくるとは思わなかった。しかも主人公の妄想だから、確定した未来じゃないし、ある程度自由だし。単に今現在の状況で「○○と付き合っている」という設定を持ち込んでくるのではなく、いろんな変化や時間の経過などを設定しています。これがまた面白い!エリオとの未来なんかは、驚きました。完全に口絵に騙されましたね。ですが、いちゃいちゃするばかりではないですよ、もちろん。
これからをともに歩む「誰か」を決める。それに限らず、生きていくうえで「選択」っていくらでもあると思います。その選択によって、得るものもあれば、失うものもある。当然のことですが、それがきちんと描かれていたのがよかったですね。空想ですが、すべてが都合よく順調、というわけではないのが。前川さんとの未来を空想したときのエリオの姿なんか、リアルにありそうでした。
そんな将来への不安から、「この安らかな時がずっと続けばいい」と思ってしまいますが、その「安らかな時」は、「選択」の積み重ねによるものなんですよね。だから、これから先も「選択」し続けるしかないわけです。未来ではなく、「今」の連続を、後悔しないように。
しかし、相変わらず予測のできない面白さですね。会話の応酬がもう半端なく面白いです。各キャラそれぞれのよさがありますし、それが個々人の当たり前の姿、というのがいいですね。笑いを引き出そうとする類のものではないので無理を感じません。でも、「自然な姿」なのに、「不自然」なんですよね。随所に見られるネタもすばらしい。
ラストで強烈な引きがありましたし、次回が楽しみです。期待して待ちたいと思います。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん イメージアルバム 幻想の在処は現実
私は藤原祐規さんの声が聞きたくてこの商品を買ったのですが、流石ふっきゅんですね。
「僕」の台詞がかっこよく聞こえますw
特に「マイナス」ではボソボソと聞こえますが、ちゃんと聞けば意外とはっきり聞こえますよ。
ちなみに私が一番気に入ってるのがその「マイナス」です。
Os-宇宙人
僕は基本的にコラボというやつが嫌いだ。なぜなら大抵はお互いの個性が中途半端にしか出ていなかったり質より話題作りの方が先行している印象があるからだ。
でも本作はバッチリハマっていると思う。おそらく、の子が器用というよりもエリオとの子に共通する部分が多いのだろう。神聖かまってちゃん名義でも全然違和感のない曲だ。このコラボのオファーをかまってちゃんに出した人は素晴らしい判断だったと思う。
神聖かまってちゃんファンとしては、の子ボーカルバージョンも入れて欲しかったけれどあくまで『エリオでかまってちゃん』なのだろう。
以上、アニメの方は知らない人の感想でしたw