一休さん~母上さまシリーズ~第2巻 [DVD]
この巻には、昭和51年放送の30話「どじょうとうなきと母上さま」32話「七夕と母のお守り」34話「竹馬とたからもの」39話「さむらいと池の鯉」40話「孝行餅と百目ローソク」41話「一ぱいのお茶とりっぱな御殿」が収録されています。最近の高画質を見なれた目には画像の荒さが少し気になりましたが、製作された時代を思えば仕方がないことでしょう。見はじめてみたら案外内容を覚えていたので、子供の頃の記憶はバカに出来ないものだと思いました。とにかく懐かしかったです。
アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~
非常に良いアルバムですね。ぼくはレテ〜夏〜の頃からクレモンティーヌは好きで、ボサノバというジャンルもものすごく好きですが、今回のアニソンアルバムというのは、CMを見ていわゆる色物だと思って聴いていませんでした。
しかしたまたま耳にした「ラムのラブソング」がとても印象に残ってアルバムを求めて聴いてきますと、これはアニソンを素材にしながら全く違う次元の魅力を持ったものへと昇華した素晴らしいアルバムでした。
クレモンティーヌの歌声やフランス語の響きの美しさはもとより、全般的にアコースティックサウンドが中心となっているのもさわやかでとても良いです。しかもアコースティックだけかと思いきや、巧妙にプログラミングされたアコースティック・シミュレーションのサウンドもはさまっています。そうしたサウンドの印象もいかにもデジタル時代の新しいアコースティック・サウンドであり、アナログシステムではこうしたサウンドは作り得なかっただろうと思うものになっています。
曲のアレンジは驚くほどこっていて、原曲がどんなものだったのか思い出すのがとても困難なものもあります。そういう原曲とのいろんな距離感も楽しみのひとつです。
石窯手造りラングドシャ「抹茶の一休さん」
スーパーで買うクッキーよりも身にしみる自然な味わいが、もう一枚、もう一枚とつい手を伸ばしたくなるお品です。
ユキモクさんが売りにする自然のまんまを感じられるお菓子でした。
ほんのりと抹茶の苦みがたまりません!
文句無しの星5つです。
サザエさん
まさか、まだこのCDが売っているとは思いませんでした。
今、日曜日に流れているオープニングとエンディングの歌が収録されています。まず一曲目のオープニングテーマ「サザエさん」ですが、こんな前奏が付けられていたとは。カラオケで前奏を聴いた事はありましたが、勝手に編曲してあるのかと思っていて、聴いてみたら本当に前奏が付いてました。あと、四番まで歌詞が付いているのもなかなか聴けないので面白かったです。
二曲目の「サザエさん一家」は、テレビ版を聴いていた時には全く気づかなかったのですが、これはサザエさん一家が、朝、ハイキングの支度をしているところから、ハイキングに行ったところまでの内容で構成されています。
歌詞は三番まであり、曲の間にサザエさん一家がハイキングに行くまでの寸劇のようなものが入っていてびっくりしました。(これが無いと内容が分からないのですが)カツオの声が大山のぶ代、マスオの声が初代の近石真介、ワカメの声が全然違う人で、お舟が同じ人だけどちょっと意地悪そうな声でした。これだけでも貴重な音源としてお勧めしたいと思います。
アニメソング史(ヒストリー)II
放送年順に収録されたコンピレーションとしては最高のものです。
アニメを見ていた年代というのは人それぞれだとは思いますが、
だいたい子供のころの10年間ぐらいではないでしょか。
自分が見ていた年代のアニメソングのコンピレーションが欲しい
人ならまず間違いないシリーズです。
40代後半から50代の方ならシリーズの'Tを、40代の方なら
'Uを、30代後半の方なら'Vを、というように選ぶことが出来るのも
良いです。
私が子供の時は今みたいにアニメのジャンルなど意識せずに、
アニメならなんでも見ていたので(ガッチャマンやルパン、あしたの
ジョー、マジンガーZとか)、変にジャンル分けされたアルバムより
も自分にはあっています。
あと、エンディングが収録されているのは思ったよりも良いです。
オープニング曲はテレビのアニメ特番などで聴く機会があっても
エンディングは殆ど聴く機会がないので、聴いてみると
「おお!これこれ、懐かしいなあ・・・」と、
結構な確立で感無量になれます。
放送当時はエンディングもしっかり見ていたから当たり前なのですが
エンディングが収録されているコンピレーションは殆どないので、
ファンにはうれしい限りです。
このアルバムは“放送年代”を選曲のテーマにしているアルバムなので
ロボット作品だけが欲しい人はロボット作品のコンピレーション
アルバムを買えば良いと思いますし、収録アニメの年代も、
アニメ放送が始まった1963年から1981年までなので、当然ですが
1986年に放送が開始されたドラゴンボールや1982年に放送が始まった
マクロス、1995年から放送がはじまったエヴァンゲリオンなどは
収録されていません。
出来れば、シリーズ'W、'X、'Yと続けて1990年代まで網羅する
シリーズとして欲しいものです。
なんにせよ、1981年までのアニメソングは(ほぼ)網羅していて
なお且つエンディングまで収録しているという、アニメファンには
購入しても決して後悔しない、嬉しいアルバムであることは間違いありません。