もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)
シングルモルトとは何ぞや? というところから説明されている、シングルモ
ルト入門者にもいいかもしれない本。
嫌いじゃない人にはたまりません♪ 生牡蠣にシングルモルトウイスキーを
注いで食す、というのに憧れます。美味しそうだから、ぜひ読んでみてください。
また、陽子夫人による写真が素敵です。テーブルを挟んで前に座る春樹さんを
写した写真もあって、村上春樹ファンあるいは村上夫妻ファンにとっては羨ま
しくなるような、プライヴェートな親密な感じがします。
シングルモルトの聖地の風景、工場(というのか?)とそこでウイスキー作り
をしている人々の写真も素敵です。
ソト(SOTO) スモークチップス 熱燻の素『黒樽ウイスキーオーク』 ST-1317
チップいろいろかって3種類目です。
卵・豚バラベーコン・ソーセージ
こつを覚えると何でもいるだけ安く家でつくれます。
時間もかからないし、
特にこのチップの香りは好きです。
ありがたがって高いお取り寄せより
自宅のガスコンロでできることを
知ってとても楽しいです。
ロッキンポ殺し
まさしくパンクで、すばらしくロック、そして限りなくポップなおなか一杯、サービス満点の一枚と云えよう。
何だかわからんけど、英語でテキトー歌ってンのか?と思いきや実は日本語の歌詞は、歌詞カード見て確認してもやっぱり訳わかんない耳触り重視のようでいて、よく吟味するとこれが結構に悪意と暴力を漲らせていて痛快。しかも、そんな自分たちの悪意や怒りをきっちり相対化して茶化すだけの知性と遊び心もあって余裕しゃくしゃく。
重さは超ヘビー、メロディーは超ポップ、そして演奏は劇的にうまいんだけど、おいしいとこどりのハズが全部集まるとすっかりカオスで、そこもまたイイぞ。
ライナーの中二的インテリジェンス溢れる曲解説もマジ必見と言い切れる。
残念ながら名盤だ。
知識ゼロからのシングル・モルト&ウイスキー入門 (幻冬舎実用書―芽がでるシリーズ)
スコッチのシングルモルトとブレンデッド、およびアメリカ・アイルランド・カナダ・日本の主要銘柄について、基本的な事柄が要領よく纏められている。加えて様々な蘊蓄もちりばめられていて、これからウィスキーの事を知ろうと言う人には好適な本。著者の漫画には好き嫌いがあると思うが、他人に薦められる。
あとがきで、著者のウィスキーに対する、飲んでナンボのものであると言うスタンスが明らかにされていて、好感を持った。