101回目のプロポーズ [DVD]
初めてこのドラマを見たときは中学生でした。今自分は三十路。ドラマの中の矢吹薫(浅野温子)と同じ歳になってまた見たくなりアマゾンで購入。2晩に分けて見ましたが、一瞬で初めて見たときのあの感動がよみがえりました。
今回DVDを見て気づいたことがあります。それは浅野温子と武田鉄矢の純粋な恋愛ドラマ以外のストーリーです。例えば江口洋介は武田鉄矢の弟役としていつも兄を心配する優しさを見せてくれます。何度も兄の武田鉄矢をかばうシーンがありますがとても感動します。
最初は浅野温子に求婚をしていた竹内力は途中まで嫌な役ですが途中から潔く身を引き、浅野温子のよき理解者、そして武田鉄矢にエールを送る好青年です。
私が一番気に入ったのは江口洋介と田中律子の仲です。気づかぬ内にお互いに惹かれ会っている二人。とても甘酸っぱい気持ちに成りました。
そして武田鉄矢の、なにがあってもどんな時でも浅野温子を思い続ける誠実さには脱帽です。かっこいいセリフだけではない。みんなの体当たりの演技がとてもいい!
浅野温子のあの涙は本当に流れているんだろうなと思わせてくれます。大好きな恋人を結婚式当日に失う辛さ。やっと誰かに恋できるようになった直後に、昔逝ってしまった恋人と瓜二つの人と出会う。まさに「息が止まる」思いでしょう。
最近のドラマではここまで色々な役に個性を持たせていないような気がします。そしてこの101回目のプロポーズはいつまでも色あせない名作です。このドラマで使われていた SAY YES は結婚式で使わせてもらいました。このドラマを見たときからいつか結婚したらこの歌を流したいと決めていたので。絶対に損はないです。見てみてください。
伝えたいことがあるんだ
2〜3曲を省いて入れ替えすれば、秀作アルバムっすよ。少なくとも半分以上の捨て曲(駄作)ありの『個人主義』、聴く価値無しの『LOOKING BACK』とその続編、それを含んだ『自己ベスト』と『自己ベスト-2』好きにもお勧めの一枚!
東京ラブストーリー
数多くのテレビドラマのサントラや
KOKIAのプロデューサーとして有名な日向敏文。
本作は氏のメジャーデビュー作と云えよう。
ヨーロッパの芳醇な香り漂う、
氏のオリジナルアルバムとは違い、
この都会的でクールなサウンドは
「トレンディ」ドラマのBGMとして
注目度は高かったように思う。
ビールのCMに復活すると、当時のことを
つい思い出してしまうのは私だけではあるまい。
東京ラブストーリー DVD BOX
このドラマももう15年前になるんですね。個人的に、バブル崩壊後の1991年〜1994年頃の日本ってまだ輝いていたんだなあと思います。
昔のドラマは大げさなセリフ・演出のものが多いですが、このドラマも正にそのカテゴリに入る作品で、『元気が出るドラマ』って感じで、落ち込んだ時や気分が明るくならない時はこのドラマを見て赤名リカの明るさに励まされています。
今のご時世、こういう大げさなセリフ・演出のドラマが少なくなってしまったように思います。あったとしても、元気をもらえなかったりして。
日本人の心は「東京ラブストーリー」の頃に比べて冷え切ってしまったように感じます。
K.ODA Oh!Yeah!
これだけの曲が鏤められて、初回盤は限定生産のピクチャーレーベル仕様だったよーで、あの当時では相当売れたアルバム。正月のSMAP、鶴田真由出演の特別ドラマに、このアルバムでしか聴けない「FAR EAST CLUB BAND SONG」が流れていたのが懐かしい。あの当時の小田和正は、44歳くらいだったのではないかな?今とは違ってギターよりもキーボードを弾きながらの「ラブ・ストーリーは突然に」を歌う姿が素敵だった…