アメリカン・グラフィティ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
映画が公開された時に見に行きましたが、その頃は音楽が何といっても耳に残りました。それから随分と時間が経ち、何回か見る機会があり、回を重ねるにつれルーカスの描きたかったものが想像できるようになってきました。青春時代というのは、”青っぽさ”に自分自身が気づかず一人前を装っている時代でしょうか。でもその頃をとりわけ愛おしく感じますし、その頃の友人達というのは自分自身の属性のようでもあります。そして、その頃覚えた音楽が一生を彩るメロディーになります。アメリカン・グラフィティは、見るものに青春時代を思い出させてくれる作品です。きっと60年代の若者だけではなく世代を超えて。
Intimate Ella
このアルバムはもう星5つ以外つけようがないですね。ポール・スミスのピアノとボーカルのみと言うシンプルさですが、これが彼女の歌の上手さを際立たせているようです。録音状態も良く、まるですぐそこでエラが歌っているような気持ちになります。
このアルバムはもともと「Let No Man Write My Epitaph」という映画のサントラで、彼女はピアノを弾き語りする役だったようです。こんな素晴らしいアルバムが忘れ去られていたのも、この映画が大失敗に終わったことも要因のようです。また、1960年という年は、彼女が大名盤「エラ・イン・ベルリン」でグラミーを獲得した年であり、それもこのアルバムの存在をかき消してしまったのかも知れません。
個人的に、エンジェル・アイズやミスティなど、選曲も最高で言うことありません。このCDをかけると部屋の空気が一変してしまうかのようです。たぶん一生聴き続けることになると思います。エラの数多い名盤の中でも特にオススメです。
デリケート・ジャズ
今から40年、50年前にラジオでヤング・ヤング・ヤングという番組があったのを覚えていますか。
あの有名な前田武彦さんの番組の冒頭、「フレッシュイン東芝ヤング・ヤング・ヤング」の声のあと、
ドラムのブラッシュワークとともに出てきた番組のイントロのとても柔らかなピアノのメロディーは、
このポール・スミスの「デリケート・ジャズ」の中の「バット・ナット・フォー・ミー」だと思いますが。
やっと手に入りそうです。長い間かかりました。「待てば海路の日和あり」ですね。
こういうことがあるから年を食うというのもまんざら捨てたものではありません。
エラ・イン・ベルリン完全版(+4)
新しく入った曲は何故か音質が他のものと比べて少し悪く、旧盤に慣れている身としては『ん?』みたいな気分になる。音質が同じならよかったのに。それを考えると前の方が大分自然な流れなので、初めて買う人には通常盤のほうがお勧め。とりあえずこっちは資料的な価値があります。
CSI: 科学捜査班 シーズン9 コンプリートDVD BOX-1
こんな捜査の方法があるのかと驚くばかり。化学的に事件を解決するのはすごいと思いました。チリ一つ見逃さない捜査班の手腕、どこまで続くのか楽しみです。とにかくおもしろい、必見です。