デモラビリア
マンティスマニアのための1枚。当時、デモテープのまま幻と化したアルバムの曲をはじめとして、入手が絶対不可能なレアアイテムばかりが詰まっている。残すは、レディングフェスティバルのライブ(カセットテープ)くらいか?
キャプチャード アライヴ・イン・トーキョー・シティ [DVD]
95年のGary Barden加入後の来日公演を収録したDVD。この来日公演では、ケガの為に参加出来なかったBruce Bisland(dr)に代わって、PRAYING MANTISとは縁が深い、Clive Burrが助っ人として参加しており、その勇姿も観ることができる(Cliveは今は難病と闘病中)。Cliveが参加した事によって、ラインナップは、Clive & DennisのIRON MAIDEN組とTino & ChrisのPRAYING MANTIS組、それにMSGのGary Bardenと、ほぼ同年代のHMシーンを支えた代表的バンドが集まる形となった。このラインナップによる”Children of the Earth"、"Lovers to the Grave"は往年のファンには涙が出るほどに堪らないだろう(確か"Cheated"とMSGの"Armed & Ready"も演奏したはずだが、このDVDにはなぜか未収録)。
また、特典映像として6曲のPVが収録されており、Colin Peel在籍時とMark Thompson Smith在籍時の貴重な映像が観れます。
Metalmorphosis : 30th Anniversary Special Edition EP
結成30周年記念のre-make集EPですね。演奏は最新メンバーのようで、オリジナルメンバーはTroy兄弟のみです。
Track1,3,4は伝説のファーストから楽曲で、2,5はそれ以前のEP収録曲が選曲されてます。
1)ファーストアルバムの中でも名曲とされる1曲で(後のアルバムのタイトルにもなっています)、アレンジも比較的原曲に近くいいですね〜。
3)この曲は今でも多くのファンがPraying Mantisすべての曲の中でもベストに挙げる名曲中の名曲ですが、残念ながらアレンジに手を入れすぎた感があり、 オリジナルを超える出来ではないのが残念です。どうせなら完コピしてくれたら感涙ものだったと思います。それでも曲自体がいいので雰囲気は悪くない ですよ、もちろん。
4)これもファーストからですが、印象としては現代風の音になったかな〜という程度で、これだったらあの曲を選んでくれた方がよかったのに・・・という 声も聞こえてきそうです。
2,5)この2曲はデビューアルバム以前のEPに収録されていた曲で、これまでいくつかのアルバムのボーナストラックとして耳にする機会はありましたが、 録音状態やアレンジもちょっときびしいものだったので、今回re-makeされてすっかり洗練された感じですね。(きっと本人たちもいつかは録り直したい と思っていたのかも)
いずれにせよ30年前にこれだけの曲をやっていたことに今さらながら驚かされます。Praying Mantisというバンドの入門編としてよいのではと思いますが、
5曲でこの値段?とお考えならいきなりファーストを買うことをお勧めします。ほぼ同価格で9曲楽しめます。
もちろんold fanやmaniaにとっては充分楽しめるお得な1枚だと思います。