本当は怖い愛とロマンス(通常盤)
タイトルソングは「 ご機嫌なナンバー 」と言う表現が最も相応しい桑田ならではの
上質ポップロック。小気味よい8ビートに乗せ甘酸っぱい失恋を歌い飛ばす。
年を重ねてもなお20歳前後の青年だね。
ポップチューンではあるのだけれどアレンジが凝っててさすが !
アレンジ重点に聴くのも愉しい1曲。ビートルズ的雰囲気というより
ポップ期のシカゴの豪華なサウンド風ていうのが第一印象。
あえて言うなら『 本当は怖い愛とロマンス 』ってタイトルがちと重いかな。
2曲目アップテンポでエロな楽曲。放送禁止になってもよさそなきわどい表現の曲が
朝の人気番組のテーマ曲になるとは・・・ね。なんたって偉大。
ブラスを少し入れてジョージ・ベイカー・セレクション風ダッチポップに仕上げています。
1曲目で愛の儚さって言う問題提議をしてアンサーとして2曲目朝からやりまくり
あそこで勝負せいと・・・。 2曲セットなるほどね !
音楽的才能はもちろん、その語彙力、或いは韻の踏み方等、日本語の天才魔術師だね。
3曲目以降のライヴもなかなかや !
全編通して36分1枚のアルバムとして充分通用する。
介護予防のための太極拳ゆったり体操(DVD付)改訂版
介護予防の体操でも元気な高齢者向けの体操は、全国にたくさんあるようですが、虚弱な高齢者向けの体操は他にないと思います。単なるご当地体操ではないところに、とても魅力を感じました。この体操の作成にあたって、その効果をきちんと検証し改良していることからも、介護予防に対する真摯な姿勢が見え、好感が持てました。
改訂版とのことですが、手引書の内容は、写真を使ってわかり易く説明してあり、DVDを見ながら一緒に体操が行え大満足です。私のように太極拳の経験がない人でも、体操として太極拳に触れることができる体操でもあります。
無理なくゆったりとした気持ちで行えるので、高齢者向けの健康教室や、高齢者施設の体操の時間に活用すると良いと思います。
私は自宅で好きな時間に楽しみたいと思います。
キャット・ピープル 【ベスト・ライブラリー2011年 ホラー映画特集~「本当は聞きたくない!山の怖い話 発売記念」:初回生産限定】 [DVD]
リメイク版ながらもSFX駆使の変身場面でN・キンスキーを黒豹人間に変えた、驚異の生物猫族の残酷な運命悲劇を描いたファンタジー・ホラー秀作。
手堅く正統色の演出ながら突発的な流血・ショック効果もなかなか、キンスキー・ファン必見物である。
本当は怖い愛とロマンス(初回生産限定盤)
ショッキングなニュース(がん公表〜手術成功)の最中に発売された注目のシングル。個人的にはデビュー時からずっとファンで、別に応援団に入ったりまではしていないが、傍から見たら「信者」と思われても仕方ないだろうほどに大好きなアーティスト(しかし「信者」ってバカにするヤツって、何なのかね!)。ただ正直ここん所の桑田さんについては(「TSUNAMI」以降と言えばいいかな…)、好不調の波が激しいかなって感じている。というか“狙いすぎ”じゃね?桑田佳祐の本領はこんなもんじゃないだろうと思うのは俺だけかなぁ。
いやね、今作「本当は怖い愛とロマンス」、これがアルバムの中の1曲ならば実にいい曲ですよ。だけどね、先行シングルとしては皆さん本当に満足なの?確かに相変わらずRock/Popsという洋楽フォーマットの中に、日本人の機微を巧みにすくい上げた詩作を(どなたかが言っていたが、「全ての男が女を守れるほど強くない」ってとことか、ね。)、独特の語感で絡めて、「和製Rock/Pops」に仕立て上げちゃう技なんざ、もはや職人芸の極地。だけどね、最近の桑田さんにはどうにも「手癖」みたいなものが目立つんだよね。自作・他作を問わず、過去の「あの曲」と「あの曲」を足した感じって思えちゃう、みたいな。加えて、「一人サザン」を演じようとしているのか、「桑田佳祐のソロ」で押し通すのか、そのあたりのスタンスも中途半端に映るんだよね。
「Early in the Morning」もそう。朝の情報番組にこの曲をぶつける“遊び心”なんかはさすがだとも言えるけど、逆に「いくつになってもお茶目な佳祐ちゃん!」って思われるのをあからさまに狙っていっているようで、ちょっと興醒めなんだよねぇ。だって、どう見たって「Skipped Beat(スキップ・ビート=ス・ケ・ベ)」の足元にも及ばないじゃん、これは「冒険」とは言わないよ!