オズの魔法使い (ハヤカワ文庫 NV (81))
「自分にはできない」と落ち込んだりあきらめたりするのは思い込みであったり、全力をつくしてないだけかもしれない、と思わせてくれる作品です。皆で勇気と知恵を出し合えばきっとできると勇気付けられます。 オズシリーズは全14巻で、ボームの死後も数人の作家によって続編が書かれるほどの大人気の作品です。1900年に出版され大ヒットとなり、続編をとの子供たちの要求に応えて、ボームは毎年クリスマスシーズンに一冊ずつ出版し、アメリカの子ども達はクリスマスにオズの本を楽しみにしていました。 ボームは序文で“子供達を喜ばせることのみを目標とする”と書いているように、これまで子供のために書かれたお話特有の教訓や道徳性を強調するのではなく、新しいおとぎ話を作った人物です。彼のスタイルは全く新しく、世紀転換期に出された彼の序文はアメリカ児童文学の独立宣言とも言われています。それにも関わらずファンタジーは子供によくないとされ全米の図書館から姿を消した時代もありました。しかし100年たった今でも世界中で愛されアメリカではクリスマスシーズンには映画が毎年放送されるほど古典になっています。どんな苦難にあってもめげることなく前へ進んでいくドロシーはアメリカの開拓精神を象徴し、今まで少年がするものだと思われていた冒険を少女がやるといったフェミニズム的にも読め、児童文学とはいえ多角的に読むことができるので大人でも楽しんで読めます。原書も高校英語レベルで読めるので、英語を学んでいる方へもお勧めの一冊です。小さい時に読んだことがあるという方も是非もう一度読んでみてください。
Wizard of Oz (Wordsworth Collection)
おなじみ「オズの魔法使い」です。平易な英語で書かれており、ボリュームも少なめなので読みやすいです。また非常に安価であるため、英語小説に挑戦したい方に最適だと思います。
ルングルング オズの魔法使い~Another World~
ポリゴンが荒いなどの欠点はあるもののほのぼのした感じで可愛いです。
戦闘などはなく、アイテムを拾って作成がメインなので、のんびりしたゲームが好きな方向き。オズの魔法使いを知らなくてもできると思います。
Theatre Of Strings
前回の松本さんのアルバム、ハウス・オブ・ストリングスを楽しんで聴いたので、待ちに待った2枚目。3人のメンバーを加えて、新たな空気が新鮮です。前回がオリジナルとしてのストリングスを楽しむのなら、今回は既製の曲を上乗せして楽しむストリングス。
映画で知ってる曲が奏者によって違う味を持つんだなーと実感。勿論、松本さんの優しい音色、パワフルな音色は健在。3者の方々の選曲やプレイも、素敵で新たな発見がありますよ。
ママとベビーのオルゴール
私は、小室哲哉さんや、浅倉大介さんのような、高音で速いテンポの曲を、よくきいていましたが、すこし感傷的でいやだなて気がするようになり、心が軽くなるような癒し系の穏やかな曲が、聴きたくなりこのCDを購入しました。大人がきいても、癒されると思います。