Sports Graphic Number Do号 大人のRUN!
ナンバー史上初のランニング専門誌。中田英寿や村上龍など有名人から有森裕子、高橋尚子ら元オリンピック選手など幅広いランナーたちのコメントを掲載。さらに練習メニューやシューズ情報までもりだくさん。読むだけでもこれだけおもしろいランニング雑誌は他にない。3月発売の2号にも期待!
FIFA 2003 ヨーロッパサッカー
グラフィックはとても綺麗で選手の顔もとても似ています。
コンピューターのAIも向上してますし操作面も問題ないですが韓国のKリーグはあるのにJリーグが無かったり、オランダ代表が無かったり、ブラジル代表にロナウドがいなかったり不満な点もあります。
どうしてもJリーグをゲームに追加したりブラジル代表にロナウドを登録したい時は外国のサイトからCreation Centre(新たにチームや選手、リーグをゲームに追加する事が出来るツール)やキットデータをダウンロードしてみてください。
フットボールサミット第3回 3.11以降のJリーグを問う
東日本大震災のボランティアで印象的だったのは「Football saves Japan」の活動でした。様々なクラブのサポーターが集まって、ベガルタ仙台に対して緊急物資輸送を行い、その後もヘドロ処理などを継続的に行ったというものです。こうした活動には強い「直接民主主義」のパワーを感じました。その報告が『フットボールサミット』の中で清義明さんによって行われていました。
一読、まっさきに思い出したのはドラッカーの『非営利組織の経営』でした。ドラッカーが80代で書いた『非営利組織の経営―原理と実践』では、参加型民主主義が唯一可能な分野として先進諸国で残っているのはNPOだけだ、として、しかし、そこにも効率的なマネジメントが必要だと説いていました。「アメリカ人のほとんどにとって、非営利機関は、いまだに政府や企業よりも、ずっと大事で、ずっと意味のある、身近な存在」なのです。そして、そうした組織に参加するということは「たんに受け身で投票したり、税金を払うということではなく、能動的に人々が活動する昔のような市民社会をつくり上げる」ことにもつながります。こうしたことは、そのままJリーグのサポーターにもあてはまりそうです。「支援活動から思索するサポーター像」の中で、初めて知った知見は、こうした組織がちゃんと財政的な基盤を持っている、ということでした。清さんによると、それはアパレルの販売によってもたらされているそうですが、こうしたことを聞いたのは初めてでした。
無給のスタッフによる、社会の本質的な変革。それが『非営利組織の経営』でドラッカーが描きたかったことだと思いますし、日本の社会では、もしかしてサッカーのサポーターがやりはじめていることなのかもしれません。
サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く
先日のチャンピオンズリーグ決勝の興奮がまだくすぶっているところに
本書を発見。迷わず購入しました。
クライフ監督時代の試合など、実際に見た事の無かった試合も
多くの図説付きで解説しているため、頭の中でイメージを膨らませるのを助けられました。
バルセロナがなぜ強いのか?というテーマに対して、丁寧に、かつ詳細に解説しているので
バルサファンでなくとも、最強と言われるチームがどのようにして
現在に至ったのかがわかる、サッカーファンすべてにおすすめできる一冊。
裏表紙にあるこの言葉には胸が熱くなった。
「ユニホームにはクラブの血が流れている。ボクはバルセロナのためになら、何でもできる」
(カルロス・プジョル)
バルセロナというチームは選手たちのこの気持ちによって強く繋がっているのだと感じた。