人はなぜ争うの? (平和と戦争の絵本 1)
これまで平和教育というと、戦争の悲惨さを伝えるための、祈る平和でした。みんな戦争は嫌いなのに、それでも戦争は起きてしまう。「戦争反対!」と叫ぶことも大事ですが、それだけでは戦争はなくなりません。戦争が起きてしまう原因、戦争をなくすためには、どんな能力や知恵、技術が必要なのか。「平和学」ともいえる、そんな問に真正面からわかりやすく答えているはじめての本ではないでしょうか。
自分の身を省みずに敵であるイスラエルの子どもを助けたパレスチナの男性、9'11で愛する人を失った遺族の、暴力の連鎖を止めたことの願い…心と頭の両方に訴える説得力のある一冊です。
この本をできるだけ多くの大人と5、6年生以上の青少年に読んで欲しいと思います。戦争はかなたのことではありません。争いとその解決は、子どもたちの教室、私たち大人の身の回りにもたくさん転がっています。ライフスタイルや立場の違う者同士が、断絶することなく、互いに理解・尊重し合い、ひとつの願いを完成するためにはどうすればいいか。そんな身近な積み重ねが、国際理解や平和教育につながっていくのではなぜでしょうか。反省させられることしきりです。
SMAP 006~Sexy Six~
このアルバムには、2,3人で歌っている曲が多く収録されているのが特徴です。
今は個人のソロや木村くん&稲垣くんの曲が多いので、すごく貴重だと思います。
あなたの好きな組み合わせを探してみては??
羅生門 デジタル完全版 [DVD]
“羅生門”は今では日本文化・芸術を代表する作品の一つになってしまった、と言っても過言ではないと思います。 外国人のほうが日本人より鑑賞眼があるーなどど言う気は毛頭ありませんが、こと“羅生門”に関して言えば、“よく分からない映画”という評論が支配的だったという国内の状況より、国際映画祭の批評家たちの方が慧眼だったーと言えるのではないでしょうか。 世界人類が共通に抱えている問題を画期的な映像表現で描き出し、その世界的価値に日本人自身が気が付かなかったわけですから。
同じ事象でも、見る人によって感じ方、捉え方がまったく違うーという、言ってみれば20世紀後半のポストモダニズムを先取りしているわけですが、そんな小難しいことを言わずとも、人間の本質に切り込む先鋭的な内容をめくるめくような映像美でとらえたエンターテイメントとして現在でも通用すると思います。 実は私、アメリカの大学で“映画史”の授業を二度取った事があるのですが、いずれの場合も“羅生門”が上映された時の、学生たちの画面に食い入るような反応が忘れられません。 “国民の創生”とか、“戦艦ポチョムキン”や“市民ケーン”といった欧米の歴史的名作が上映された時とは、ディスカッションの場においてもみんなの熱の入りようがまるで違っていました。 それらの作品が映画史においては、技術的・理論的な革新をもたらしたのに過ぎないのに対して、“羅生門”のもつ、人間の心の闇に肉薄する答えのない問いかけーという内容は時代が変わっても古びることがないのだと思います。 基本的に、古いものーそれも昔の外国映画などにまったく興味の無いアメリカの一般の若者たちに引き起こしたあの反応は、この作品の持つ底知れぬ力を純粋に証明するに足るものではないでしょうか?
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わが青春時代のロックバンド、おじさんになっても相変わらずいい味出してます!ジュンスカ好きにはたまらない2枚組です!買って損はないと思います。