吉四六さん (寺村輝夫のとんち話)
とんちの得意な吉四六さん。次から次へと出てくる話に、笑いころげるやら、感心するやら、子供たちは息つくひまもありません。何度読んでも飽きないようで「もう一回読んで!」とせがまれます。
一休さん (寺村輝夫のとんち話 1)
もうすぐ5際になる子に布団で読んであげる用に、
何て書いてますが、半分以上は自分で懐かしくて
本屋で手に取りました。
13話くらいだったと思いますが、それぞれは
おっきな絵も挟んで4回頁をめくるくらいの
分量だし、字も大きいので読んであげるとしても
5分かかりません。
とても喜んで聞いていました。
そして、自分が読んでいてとっても懐かしい。
テレビで一休さんを見ていた子供のころのことを
思い出すまではいきませんが、意外に、「あれ、
どんな話だったたっけ?」なんて忘れてることも
あって新しく楽しめたりもします。
造本も丁寧だし、これで1000円ちょっとというのは
お買い得だなと思いました。
おばけのはなし (1) (寺村輝夫のむかし話)
子供のころに読んでいた本です。自分に子供が生まれたときに、いろいろ絵本を購入した中で、これも思い出して買いました。
古典的なお化けの話をシンプルな絵でみせるという、よい絵本だと思います。まんが日本むかしばなしも放映していない昨今、
古典はこちらが話してあげなければきっと今の子供に思い出されなくもなるでしょう。そういう意味では昔の人がみな知っていた
昔話を、特におばけという子供の好きな内容の部分で伝えてあげるという意味も大きいのではないでしょうか。
(そうしたことを抜きにしても面白い絵本ですが)