セガゲーム本舗 ベア・ナックル 2 死闘への鎮魂歌
当時・・・といってもはるか昔のことですが、SFCもMDも楽しんでいた時代。
仲間が集まると、このゲームをやって大爆笑していたものでした。
選べるキャラクターは4人。けれど、隠しコマンドを入れれば、二人とも同じキャラクターを選べたので、なぜか我々はMAX(大男のキャラ)を2人とも選んでプレー。
ひたすら敵の背後に回って、投げ(通称ケツ割)を決めていました。その威力たるや、ゲームバランスを崩しかねない威力。最高難易度にしても、みなんクリア出来るようになるまでやりこんだゲームでした。
女性キャラのボイスを空耳していたのは懐かしい思い出です。
敵のケツを割り、「うちのトーサン」と叫びながら青春時代を送ったあの頃が、今PCでよみがえります。一人で遊んでも結構楽しいゲームですよ♪
ベアナックル3 MD 【メガドライブ】
ベアナックルシリーズ最後の作品にして、
最高のサウンド、グラフィックを誇る作品。
2に較べるとパンチの音が軽く最初はキニナルが、
キャラ毎の必殺技の成長(なんと6ボタンパッドだと最初から
成長した必殺技をコマンド入力で繰り出せる)と、武器必殺技の
追加、そして体力消費しなくとも緊急回避技を使えるシステム等、
テンポの良さと相まって、ついつい何度もプレイしてしまう。
そして、2での宿敵ZANや、ゲイ、カンガルーといった異色のボスで
プレイ出来る裏技等、ヤリ込み要素も満載!
名物の古代サウンドもさらにパワーアップを遂げており、
今作ではハードコアテクノを満喫出来ます。
はっきりいってメガドライブ史上最高のサウンドですよ!
ベア・ナックル/古代祐三
(1)ザ・ストレート・オブ・レイジ
(2)プレイヤー・セレクト
(3)ファイティング・イン・ザ・ストリート
(4)アタック・ザ・バーバリアン
(5)ラウンド・クリアー
(6)ディラピディテッド・タウン
(7)ムーン・ビーチ
(8)キープ・ザ・グルービン
(9)ビートニク・オン・ザ・シップ
(10)スティールシイ・ステップ
(11)バイオレント・ブレシング
(12)ザ・ラスト・ソウル
(13)ビッグ・ボス
(14)マイ・リトル・ベイビー(グッド・エンディング)
(15)ユー・ビケイム・ザ・バッド・ガイ!
(16)アップ&アップ
(17)ザ・スーパー・スリー
(18)ネーム・エントリー
(19)ゲーム・オーバー
(20)ザ・ストリート・オブ・レイジ
(21)ファイティング・イン・ザ・ストリート
(22)ザ・ラスト・ソウル
(23)キープ・ザ・グルービン
(24)ユー・ビケイム・ザ・バッド・ガイ!
古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2
品薄だったようですが、最近(2009年12月)再入荷したようですね。
私も入手しました。聴いてみると、良い意味でため息がでました。ゲームミュージックは
他の音楽ジャンルよりも、低く見られがちななのかもしれませんが、
「ザ・スーパー忍」なんて本当に「音楽」として成立していると思いました。
私は「ザ・スーパー忍」を発売日に買った記憶がありますが、プレイして音楽の良さに
感動したくらいです。当時たいして注目されていたタイトルだったとは思いませんが、
心から買って良かった・・・と思ったものです。
「ベア・ナックル」シリーズの音楽もどれも完成度が高く、最近のゲームを
プレイしていても、この当時の古代ミュージック程に耳に響いてくるものは無いな・・と
寂しく思ってしまいます。ファミコンは1983年に発売され、メガドライブはその
6年後の1989年に発売されます。家庭用ゲームというものが世間で認知され市場が
開けて行ったまさにそんな時代に生まれた作品です。
ゲーム機本体の性能は今のゲーム機とは比較にならない位のレベルでしょうが、
ゲーム機の性能の向上とともに、クリエイターの能力やゲームの面白さも
同じく向上したのかと疑問に思ってしまいます。まあこれについては反論はあるとは思いますが
それほどにこの作品に収録されている古代ミュージックは素晴らしいものだったのです。
ぼくの歌の旅―ベアナックルレヴュー道中記
バンドではなく、ギター1本とハーモニカだけで全国を駆け巡るライブの旅。
岡林さんは面白い。人間的に面白い。こういう人がいる世の中も面白い。
そう思わせられてしまうのです。
まさしく「道中記」なのですが、地元の人たちと手作りのコンサート。大掛かりな組織を動員しない、またくの手作り。
興行的には大きく採算がとれるわけではないのでしょうけれど、いろいろなものを見つけられるのだろうなあと思います。でも、すごい苦労ですネ!
本文で岡林さんは、この時期(発行1987年)にすでに、日本プロ野球界のセ・パ交流戦を提案しています。す、すごい。フォークの神様どころか、スポーツ界の予言者!
またガンとくる文章もあるのです。「人にとって一番必要なことは、創造的であろうとする気魄なのだ。」で始まる段落。生きること、そして生命の力。
6年ぶりに発売になったアルバム。それをまた全国道中で手で売り歩くという考えを持ってスタートラインに立とうとするところで、この本は終わりです。
巻末のベアナックルレビュー207ラウンドの記録があり、これを眺めるだけでも、いろいろと想像させてくれます。
人間が生きるっていうこと…。とても魂を揺さぶられるお話であります。