THE VIRGIN YEARS: 1974-1978
ディスク3枚にアルバム5枚と既発オリジナルアルバムには未収録だったボーナストラックが収録された超買い得なタンジェリンドリーム入門盤
Disc1
フェードラ
ルビコン
Disc2
ルビコン(ボーナストラック)
リコシェ
ストラトスフィア(浪漫)(前半)
Disc3
ストラトスフィア(浪漫)(後半)
ストラトスフィア(浪漫) (ボーナストラック)
サイクロン
フェードラ(ボーナストラック)
ルビコン(ボーナストラック)
ご覧の通り少し雑多な感じを受けるほど容量限界に3枚組で収録
特にDisc2〜3のストラトスフィア(浪漫)はしっかり1枚のCDに収めて欲しかった
輸入盤は3枚組厚プラケースでそれぞれのジャケットアートワークがじっくり見れないのが多少残念なところではあるが、
2倍以上の値段の国内盤よりは買いやすい
ついでにTHE VIRGIN YEARS: 1979-1983も出してくれたら尚よし
70年代ドイツのグループで当時のジャンルで言えばプログレッシヴロックではあるが、多様な方面に影響を及ぼし、2011年現在でも精力的に活動中なので
このグループ聴くなら、ぜひこのお得盤からどうぞ
Phaedra
1976年パンク勃発と同時にプログレ路線で売ってきたVirginがNWに方向転換。
その時期以降、タンジェリンの様なアーティストは次第に時代の影に追いやられていった。
当時、予備校生だった私もプログレを捨てNoNewYorkやDevoを聴きはじめていた。
ともかく"幻想的な音楽性"というのは恥ずかしい時代だったのだ。
しかしあれから約30年。このアナログ・シンセサイザーのリズムが実に新鮮。
エレクトロニックだけど、未来派のような超モダニズムから派生したリズムと違うトランス感があって素敵。
いまだったらクラフトワークより、ドラッグカルチャー系の音のほうに興味があるね。