あしたのジョー プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]
えっ!?山下さんが矢吹丈?‥正直、う〜んイメージ違うなぁと思いました。
しかし、本編のオープニングから何だか“ジョー”でした
しかも、山下さん特有の孤独感、孤高感漂うなんとも魅力的なジョーを作り上げています。
泪橋の上で、段平に「お前は泪橋を逆に渡れ!」と言われるシーンと力石戦終盤に、ジョーが段平に「おっちゃん、ありがとな‥」と言うシーンは泣けます(ノ_・。)山下さんの表情が秀逸です!
また、子供達と心を通わせるシーンで紙飛行機を使ったり タンポポに水をやるシーンなど、ジョーの優しさが溢れています。
特典映像も長く見応え十分! 山下さん、伊勢谷さん香川さんなど世代を越えた、尊敬と友情に似た愛とでもいうんでしょうか‥「チームあしたのジョー愛」を感じられて心が温かくなりました!
是非とも色々な世代の方に観て頂きたい作品です。
あしたのジョー【劇場版】 [VHS]
あ~男は走り続ける あ~人生という名のレールを~♪うーん、いいですねぇ劇場版主題歌「美しき狼たち」。
さて、劇場版ということでオリジナルストーリーか?と思いきや総集編だったりします(声は録りなおしてますがね)。
テレビ版を見た方は面白みにかけるかもしれませんが、BGMも一新されてて見る価値はあるかと(ローリング・ファイターがイイ!)。
話は力石戦まで。あえてカーロス戦を収録しなかったのは、あしたのジョー2へ続く・・・・という狙いからでしょう。
あしたのジョー2(3) [VHS]
彼は「生まれながらの独り者・・・」。その(真剣に打ち合ってくれる人がいない)環境が彼を「アウトロー的存在」へ走らせる大きな原因となる。そんな中、彼が少年院で出会った「力石徹」と意地の張り合い・・・その果ての決闘、その相手はなんと自分と戦うために「命懸けの減量」をし、それが原因で死んでしまう・・・その命懸けで自分と戦ってくれた相手、力石徹に対してジョーは「敬意」とか「尊敬」「感謝」に似た感情を持ち、親近感を持って手を差し伸べようとした瞬間に、その力石は死んでしまう。この事がジョーの深い傷となり、相手の顔面を撃てないボクサーにしてしまう。そんな中、ジョーの前に一人の男が現われる。葉子が連れてきた男、カーロスである。その底知れぬ野生によってジョーの野生もまた呼び起こされた。「息の抜けないリングで茶目っ気たっぷりに、しかも反則技のヒジ撃ちまでやらかす男」カーロス・・・スゲ−男が現われると燃えるジョーの本質。ジョーはその本物の男と向き合う事で、新たな課題を見出し、過去の苦しみからも解き放たれる。そうやって主人公・ジョーは自身に降り掛かる難問にどう取り組み、いかにして乗り越えていくのか。これは人が人生に取り組むに当たって一番根幹に関わる問題・テーマです。「そうやって人は生きていくもんだよ。」ということをこの作品は良く教えてくれている。この作品では主人公が若くして命を落としますが、それは百歳まで生きた老人でも同じ事で、人生の長い・短いに関係なく、「人は死ぬまで、どう生きるべきか」を良く示した作品だと思う。
あしたのジョー <Blu-ray>プレミアム・エディション(特典DVD付2枚組)
先ず、白木葉子以外は、それぞれのキャラクター作りは文句ありません。香川照之の丹下段平はもう少し太った方がいいけど、笑っちゃうくらいによく似ているし、セリフ回しもいい。
力石を演じた伊勢谷もいい!! マンガファンの期待を裏切らない、見事な力石を演じ切っています。あの減量中の体はCGなしだそうですが、痩せるだけでなく限界まで鍛えたギリギリのソリッド感は凄いです。
山下智久のジョーには、最初は違和感、先入観がありましたが、ジョーの役作りに時間をかけたことは十分に伝わってきましたし、物語が進むうちにだんだん違和感がなくなってきました。
ただ、一番のミスキャストは香里奈。浮いていたし、キャラクターとして、マッチしていない。どう見てもお嬢様のイメージには程遠かったですね。
原作を2時間に納めるは無理で、当然、話を端折ることになります。仕方ないこととはいえ、段平とジョーとの出会いはずいぶんあっさり描かれるし、チンピラなジョーがボクサーになる成長感も薄い。二人の関係にもっと厚みが欲しかった。力石の見せ場も足りない。豚の群れに紛れたジョーの少年院脱走を華麗なステップで交わして阻止する場面。あれは、是非再現して欲しかったところ。また、マンモス西との友情関係も薄くて残念でした。
山下智久主演だけに、ボクシングシーンの下手さ、過剰なロマンス要素の挿入が心配だったのですが、それは大丈夫でした。
ボクシングシーンはおおむねよく出来ていて、とても素人が演じているとは思えない迫力がある。ハイスピードカメラで撮られた激しいパンチは、超がつくほどスローモーションで、拳が顔面に当たった瞬間に激しくシェイク。繰り出す必殺技・クロスカウンターが顔を歪ませる描写は、漫画のコマ割を思わせる。いい意味での静止画的な、デフォルメされた面白さがあって、CGの使い手の曽利文彦監督ならではのこだわりが見えますね。
ママゴト 1 (ビームコミックス)
不慮の事故で子供を失い、悲しみを覆い隠したまま生きてきた映子の元に、友人が子供を残して失踪した。
無邪気で陽気な5歳児タイジとともにぎこちなく始まった生活のなかで、映子が覆い隠していた、自らの子供時代、亡き我が子との短くも幸せな日々、子供を死なせてしまったときの激しい感情の表現に、この作者の力に脱帽。泣かされてしまう。
徐々にタイジに心を開き、彼を喜ばせようとする映子。
本当はこの人子供好きだな?と気が付く。
映子の誕生日にタイジが言った「ぼくおばちゃんだいすき」の言葉に、一気に心が氷解するシーンは、私は号泣してしまった。
1巻をよんで思ったが、「100万回生きたねこ」を読んだあとの心持となんだか似ている。
陰のある小学生ペーちゃん、タイジがなついてる借金とりのコーリのおっちゃん。宗教にはまっているタイジの母滋子、2巻はいったいどうなるの!?