ベスト・クラシック100 2
私は以前にベスト・クラシック100を買って、もっと聞きたいと思いこのCDを購入しました。
クラシックに興味がある方には、おすすめできる商品だと思います。
良い点
・100曲3000円はコストパフォーマンスが良いです。
・音楽の質も普通に良いですし、全体としてしっかり丁寧に作られている印象です。
・初心者の私にとっては、クラシックの世界の興味や知識が深まりました。
・BGMにぴったりです。
悪い点
・「作曲家・演奏家ベスト100」が収録されているのは良いですが、そのためにDISK6が52分になってしまっています。
Greatest Hits
’60年代のサザンソウルの雄、”ラストソウルマン”ウィルソンピケット全盛期の曲を編集したベストアルバムである。24曲と彼を知るには充分な内容となっている。 ’60年代のサザンソウルを知るには格好の名盤である。
私にとってウィルソンピケットといえば「ダンス天国(Land of 1000 Dances)」である。偶然この曲をラジオで聴いたとき、曲の乗りのよさ、強烈なシャウト、土臭さ、そして男臭さに驚いた。すぐにタワーレコードに走って片っ端からCD(LP)を買った記憶がある。そして、他の代表曲である「In the MIdnigt Hour」「634−5789」「Funky Broadway」「I’m in Love」も知った。
このアルバムはこういった彼の代表曲は当然、他のレビュアーも触れている通りカバー曲も多く収録されているが、彼の声によって新しい曲と生まれ変わっている。
全盛期を過ぎた彼の作品は(例えば’87年のアルバム「American Soul Man」)、曲も洗練(時代に迎合?)され彼らしくなく、いい作品とはいえなかったが、全盛期の彼は間違いなく、一級品のソウルシンガーであった。
彼は’06年1月に心臓発作で亡くなったそうである。晩年は殆ど活動らしい活動はなかったらしく、現在の音楽シーンでは忘れられた存在だった。しかし、彼の残した名曲「ダンス天国」「In the Midnight Hour」はカバーしたアーティストも多い時代を超えた名曲である。
彼の作品でCD化されていないものに、’74年中野サンプラザでのコンサートの模様を収録した2枚組アルバム「LIVE IN JAPAN(当時BMGビクターから発売)」がある。私はLPは持っているのだが今はレコードプレーヤーがなくカセットテープで聴くしかない。彼の唯一のライブアルバムかもしれないので追悼の意味でも是非CD化して欲しい。
commmons: schola vol.5 Yukihiro Takahashi & Haruomi Hosono Selections: Drums & Bass
坂本教授による音楽の学校、「schola」の第5巻はドラム&ベース。
今まで、楽器の教則本の類は多数あれど、今回のようなアーティスト自身による体験や時代背景、理論を盛り込んだ企画はありませんでした。
教授「お2人がどうゆうものを聴いて育って、こんなに素晴らしいプレイヤーになったのかとゆうことを個人的にも知りたいし、それはきっと、これからミュージシャンを目指す人や、音楽好きな人たちにも、とても貴重なものになるんじゃないかと思います」
主にブラック・ミュージック、R&Bを中心にユキヒロさんと細野さんが選曲。バラカンさんがフォローしながら、その影響、ルーツを語っていきます。
ユキヒロさん「(ベースのチャック・レイニーの間)あれを引き継いでいる日本人のべーシストって、僕は細野さんと小原(ミカ・バンド)しか知らない」
細野さん「(マスル・ショールズは)影響もされたし、リズム・セクションのモデルだよね」
日本が世界に誇るYMOの秘密が、深く幅広く語られていくようで読んでいて感動、驚嘆しました。
教授「やっぱり、50過ぎないと(本当の)音楽はできないんですよ」
ディスクガイドは少なめですが、各自がここから広げていけると思います。
YMO名義によるBEATLESとSLYのカヴァーは貴重で、とても骨太な演奏。小山田くんと漣くんのギターも好サポート。
続編にも期待してます。
ジェームズ・ブラウン ソウルセッション 1987(1WeekDVD)
ファンクの帝王、ショウビジネス界いちばんの働き者、ジェームス・ブラウン。
彼のライブ映像というだけで価値ある映像である。
やはり音楽はライブに限る!!
その場で作られる音楽・空気感が伝わってくる。
アレサ・フランクリンとの初競演も貴重だ。