戦う! セバスチャン♯(シャープ)(1) (ウィングス・コミックス)
巻の終盤に出てくるデーデマン9世という大変香ばしいキャラクターを除けば、旧シリーズと同じメンバーでお送りするあいも変わらんスーパーバイオレンスギャグコメディですが、
・・・なんとなくセバスチャンのイメージが違う。と思いました。
旧シリーズのセバスチャンはどっちかというと感情が少ない、抵抗力の弱い相手に上から圧し掛かるタイプのキャラクターだと思うのですが、この巻のセバスチャンは結構感情豊かに他の使用人に引き回されてもいるように思えました。
あと「おいおいおいw」と突っ込みたくなるようなお茶目なキャラクターにもなってきているような。
以上二点によってこの漫画の引き出しが増えたように思えるので、
六巻あたりでなんとなく感じてたマンネリ巻をあまり感じずに新シリーズと付き合えそうです。
少年セバスチャンの執事修行 (1) 【初回特典版小冊子付】 (SPADE COMICS)
・どうにも闇の人なユーゼフ
・まだ飼いならされてない爆弾幼児、デーデマン11世
・破壊しまくる得体の知れないヘイヂ
に対抗する屋敷のメンバーもとにかく危なく、
・元ヤーのヒゲメイド、ヤン
・大人しく見えて実は影のボス、エル
・元殺し屋の大変男前なコック、クラリス(♀)
というサバンナのほうがマシな状況に囲まれ、まるでBくんのようにバタバタするセバスチャン(15)が初々しく、ここから13年かけてどう今の最強執事セバスチャン(28)になるのかが楽しみな展開です。
セバスチャンの鞭を使った戦闘力は少年時代から健在ですが、なにせまだ少年ゆえにメイド服きせられちゃったりとか、まだ結構隙だらけだし。
さらにまったく無関係に少年時代のデイビッド君のストーリーも展開されます。
いつどのような形でクロスしてくるか、これも期待。