シンクロニシティー
police最後にして最高傑作!特にSYNCHRONICITYiiからEVERY BREATH YOU TAKEの曲順が最高です!全体的に張り詰めた空気がありますが、そこがまたいい!EVERY BREATH YOU TAKEは本当に本当に名曲です!
Message in a Box
名曲から珍しい曲まで、年代ごとにフォローしているので、ポリス・マニアには悪くない。ただ先にスティングが好きになって、ポリスも聞いてみたい、という人には向かない。
ポリスは、ジャズの匂いが強い今のスティングに比べ、レゲエやパンクのテイストが強いので、印象は随分と違う。
これはマニア向けのアルバムです。私も個人的には重宝しています。
desirer walks the streets
Andy Summersの写真と言えばモノクロのイメージです。
前回出版された大型の写真集 "I'll Be Watching You" のように、
この本も表紙から写真までモノクロです。
厚さはずっと薄いですが、ハードカバーの装丁・紙の質なども近いです。
写真に説明が無かったのではっきりとは分かりませんが、最近の写真だけではなく
過去のツアー中またはオフの時に撮影されたものが多いのではないでしょうか。
中の4枚は "Throb" "I'll Be Watching You" に収められている写真です。
今回の "欲望の街" というコンセプトに合うものなので使われたのでしょう。
スーパー・スターとして世界中をを旅してきたAndyが、その途中で出逢った人や風景を
彼の視線で捉えています。
Andyの写真はいつも、自然に動いている瞬間の1コマを捉えたようで、
動きがあって生き生きしています。
その前後の物語を、観る人それぞれが想像出来るような写真だと思います。
どこまでも伸びていく線路、何かを見つめる女性の横顔。
自分もカメラマンであるAndyの視点になり、被写体を見つめる事が出来ます。
そして彼の写真に多く見られる手や足だけで顔のない人物写真。
想像力がかきたてられ、全体像を見るよりも強い印象が残ります。
そして物の外側の姿よりも内面を描き出そうとするAndyの写真には、
徹底的に色彩を排除したモノクロームの世界が合っているのだなあと改めて思いました。
ポリス・ザ・シングルス~見つめていたい[+2]
シンプルにすることを突き詰めることがポリスの素晴らしいところだと思います。「キャント・スタンド・ルージング・ユー」などけちのつけようがありません。
彼らの現役時代は知りません。しかし今も、この作品を聞きながら書いていますが、これは凄いバンドがいたのだなと素直に脱帽です。
アンディ・サマーズ自伝 ポリス全調書
正直言って、あまりお薦めできる作品ではないです。
私は当然ポリスのめちゃファンですが、それを差し置いても、です。
アンディのポリス加入からポリス解散までのエピソードは興味深いのですが、それ以前のモノローグ調の、ポリス以前のキャリアについて書いている部分は正直退屈でした。
自身のドラッグ体験や禅、仏法などへのある種の傾倒についてちょっとページを割き過ぎかなと・・。
読む人の9割の興味はポリス参加以降のエピソードだと思いますが、まあアンディの自伝ですからその辺りは分かった上で読むべきでしょう。