猫の恩返し / ギブリーズ episode2 [DVD]
星5つはオマケ。
巨匠宮崎駿と比べてしまえば、完成度やセンス、細部へのこだわり、ストーリー運びその他かなわないところはたくさんある。にもかかわらず、見終わったあとに残る気持ちのよさは得がたい。大人になるにつれていろいろ見えてくる生々しい悩みや感情が、ここではすべてオブラートに包まれてかすかに見え隠れするだけになっていて、それがある種良心的で後味のいいさわやかな世界を作り出しているような気がする。良心とユーモアにもとづくバランス感覚みたいなもの。それがやたらと気持ちいい。荒っぽく刺激の多い作品を作りがちな映画界にあって、こういうセンスはこれから長く活躍してほしいと思うものの一つだ。
魚のクッキーを子猫にあげる主人公の幼少期のエピソードがとても愛らしい。つじあやのの歌もいい。
それやこれやの愛らしさと後味のよさに負けて星5つ。
ギブリーズは楽屋落ち的だけど面白い。アニメやってる人って、こういうの作りたいんだろうなー、というのが想像できる作品。
Panasonic ステレオヘッドホン(ホワイト) RP-HTX7-W
デザインがレトロでいいですね。
僕は白を購入しましたがカラーヴァリエーションが豊富なのもいいですね。
音質はあえてドンシャリじゃ無く
特に最近有りがちな低音に寄り過ぎていないのが嬉しいです。
そのため、中域がマスキングされなくて歌が聴きやすいです。
2つ注文が有るとすれば
・イヤーパッドはもう少しやわらかくして欲しい。
(表面がボロボロと破れてくる素材は避けて欲しい)
・コードにもっと柔軟性が欲しい。
硬いのでピンと張ったような状態になる事が有るので邪魔。
その2点を改良して欲しいので星4つです。
ソラニン スタンダード・エディション [DVD]
予告編なんか見たら、物語は全部わかってしまってどうしようもなくなるなと、後から思った。あれは、予告編の作りとしては駄目だなぁ。
でも、幸い、僕は予備知識を全然持たないで、何だか評判がいいので見てみたくらい。出演の役者さんたちのメンバーもいいし。
で、・・・宮崎あおいと高良健吾の二人は、本当に仲の良い、愛し合う若い二人で、この二人をずっと幸せなまま物語を終わらせて欲しかった。二人とも、確かにこの映画の中で種田と芽衣子と呼ばれる二人の若者となっていた。いや、彼ら二人が、ただ本来とは違う名前で自分たちのままいるように見えた。 それが、20代から遠く20年を経た僕にも、切なく、温かく、幸せに感じた。だから、あまりに使い古された交通事故死の展開と、あからさまにそれを予感させる直前の流れには、呆然とした。
でも、こんなにひねりも無く臭いはずの物語が、僕の胸には響いて、今更ながらレビューも加えたいと思った。
青臭いはずの、「今、この人たちとここにいられるならそれでいい。」という言葉の重みが、50歳を前にしたおじさんの心にも響き、響かせる「思い」が、二人だけではなく、全ての登場人物の目に宿っていたのだと思う。
そして、この映画に、財津和夫が、あんな形で登場し、あんなにやさしいセリフを語る。僕のような年代の者には、それはまた、ちょっとたまらない場面でもあった。
ARATAさん、美保純さん、岩田さゆりさん、永山君があんな風に登場して、それぞれにそこにいる人の思いをしっかりと伝えている。最近多い、ただの若者映画とはちょっと違う、ちゃんとしっかり作られている映画だった。
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌)
誰が言ったかは知らないが、「もう世界の詩は書き尽くされた」という言葉を聞いたことがある。
また、言葉を使う職業柄からか、私も時折「現代ほど詩が相応しくない時代はない」と、厭世的に思いがちになることがある。
しかし、そんな現代にあっても、詩が生まれる土壌は健在だった。萩原朔太郎の「こころ」に触発されて、宮崎吾朗監督が作詞されたというこの『テルーの唄』は、せわしなく動き回る亡者のような現代人への鎮魂曲(レクイエム)のようでもあり、精神の貧困にあえぎ苦しむ人類への子守唄のようにも聴こえたり、まっとうに生きようとして孤独にもがく人々の心の叫びを代弁し、あるいは、そんな孤独な人に寄り添って、一人想いを馳せるような、太古の万葉集の恋の歌、愛の歌のようにも聴こえる。
これほど深い慰めを与えてくれる唄を、私は他に知らない。(個人的に「癒し」という言葉をあまり好まないので、あえて「慰め」と言いたい。)
そして地母神に抱かれるような安堵感や、幾億の細胞が知っている、はるか昔のことを思い出すような懐かしさを感じる。
mini (ミニ) 2011年 07月号 [雑誌]
付録についての感想です。
付録は「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ マリン風トートBAG」。
素材は綿ポリ。
可愛いです! わたしは買ってよかったと思いました。
まさにmini系統のファッションが好きな人は、ツボな付録バッグではないでしょうか。
プリントのデザインとボーダーがとにかく良いですね。
夏にむけてマリンなこの付録をつけたことも◎、これから活躍しそうです。
サイズは大きくはないです。サブバッグ向きかもしれません。一応持ち手は肩にかけられます。
注意点は、白地の部分が真っ白な白ではないこと、生地は薄めで丈夫ではないことくらいでしょうか。
作りは600円をきった値段相応という感じです。
本誌は小物系の記事と睡眠についての記事が面白かったです。
Tシャツや着やせや夏のおしゃれQ&Aなど、全体的に夏に備えてという感じがしました。
それとスニーカー好きとしてはスニーカー特集が嬉しかったし参考になりました。
表紙同様北川景子さん素敵でした。
来月mini2011年08月号(7月1日発売)の付録は、X-girl パイル地がまぐちポーチ。
再来月号のパイル地トートバッグとセットのようで楽しみです。おそろいって良いですよね…。