キャラクターCG スキルアップ テクニック2
今回も4人体制です。前回は
[顔に関するテクニック] を4人全員が解説し、
[体に関するテクニック] を内有一馬(むっちり体系)
[服、アクセサリーに関するテクニック] をかたせなの(ギャルゲ向け)
[自然、天候に関するテクニック] をいけだじゅん(Painter主体)
[ファンタジー、異世界的要素に関するテクニック] をユウヤ(鎧、魔物)
というふうに1人1パート+全員パートの全5章構成でした。今回は
[キャラクターを魅力的に描く工夫] をMALINO
[塗りと彩色のテクニック] をユーゴ
[風景を描くテクニック] をいけだじゅん
[メカニカルな絵の描き方] を七六
という全4章構成。1章少ない分ページ数も15ページほど減りました。
MALINOパートはコミスタとフォトショの線の精度を比較したりペンタブ
の芯にパスタを使うなど面白い内容で読み応えあり。
ユーゴパートは正直いりません。彩色を学びたいなら「キャラクターを
つくろう!」シリーズから自分に合ったものを選んだほうがいい。
この本にはもっと偏った何かを期待しているんですよね。
いけだじゅんパートは相変わらずです。Painterでガッツリ描いてます。
解説読んでも真似できないよ・・・。参考にはなりますが。
七六パートは3Dソフトを使ったりしてロボを描いてます。4人目に
嗜好の偏った人をもってくるのがこの本の売りのひとつだと思います。
ころもゆうぎ 1
「マジキュー」にて連載される企画モノの様ですが、そちら系の雑誌等は拝見しないのでよく分かりません。
3人の女の子が、メイド服やセーラー服・巫女装束などのコスチュームの着付けをイラストと会話で紹介していきます。
女の子の着替えを見せるというコンセプトの本ですが、
着替えのイラストがやや大雑把なので、着衣にディテールを求めるなら他のプロの絵や実物を参考にするのが良いかと思います。
また、3人の会話の中で着衣の専門的な用語が乱発されるので、女性の服に無頓着な男からすると、着衣のどの部分を言っているのか分からない箇所が多く、
本のコンセプトとは裏腹っぽく、不親切に感じました。
女の子の着付けの、本格的な資料にはならないというのが正直な感想でしょうか。
後半のページには、雑誌に掲載されたイラストや、「マジキュー」に連載された半ページ〜1ページのミニ漫画を網羅しています。
資料目的というよりは、表紙の女の子が気に入ったとか、絵の雰囲気が好きなどの、軽いノリで購入したほうがよろしいかと。
個人的には、キャラが気に入ったので「★★★★★」になりました。