お茶犬Sweets てづくりロールケーキカフェ
ホイップクリームの量は超ギリギリです。パッケージにあるくらい表面いっぱいにクリームで覆って、尚且つお菓子を作ってお菓子の家具を作ってお菓子の耳を作って・・・とやると、本当に残りません。色の紙粘土は失敗しても乾かす前なら作り直せますけど、白の絞り袋のホイップは戻せません。面白がって適当に絞ったり作ったりすると、後から必要な色の紙粘土が不足します。搾り出しもお菓子作りも家具作成も、上手に成型してその形のままきれいにくっつけるのには結構な技術が必要です。
イチゴやキャンディーやコーンは鋳型が半分なので、それを2つ作って貼り合わせて成型します。紙粘土がやわらかいうちにそーっと貼りあわせて一体化させる作業はとてもデリケートです。搾り出しも結構握力が必要なので、8歳くらいの子どもにパッケージ並みの完成度を求めるのはかなり難しいと思います。かと言って粘土無しでは殺風景極まりないですし。
さらに乾燥するまで丸1〜2日かかりますので、追加の紙粘土を買うつもりが無いなら、始めからきっちりデザインを決めて、計画的に作らないと後で困ります。
つまりこれは大人が子どもの言うとおりに作ってあげるか、ある程度大人の人が子ども心で楽しむものです。
あと、紙粘土が衣服や絨毯などに付着すると落とすのが大変なので新聞紙などを敷いて作業しましょう。さらに経験上アドバイスするなら、ロールケーキの表面は片面ずつデコレーションするか、ロールケーキの幅より狭い台を準備しましょう。片面が乾燥してない状態でもう片面に搾り出しをしていくと、乾燥させるためにどこかに置くとき、底面のクリームが床に付いてしまいます。
「祇園」うちあけ話―お茶屋のこと、お客様のこと、しきたりのこと (PHP文庫)
私は京舞が好きで公演を見に行った時には知り合いにお茶屋バーに連れて行ってもらったりもします。私のような表しか見れない立場の者には芸舞妓さんの華やかな姿しか目に入りませんが、その背面が良く書かれていると思いました。京の花街というと舞妓の○○という本を始め裏側が強調されたりもしますが、それが事実として見てもこういった素晴らしい芸妓さん達が花街を引っ張ってこられたんだろうなぁと感じました。時代が変わった現代、今の若い芸舞妓さん達も今の花街で頑張ってくださいねという気持ちになりました。