イヴニング・ウィズ・KIMIKO ITOH(and NYオールスターズ) [DVD]
ベテラン・ジャズ・シンガー伊藤君子が94年3月24日にニューヨークのジャパン・ソサエティー・ホールで行なったライブの映像作品。
選曲は「All Of Me」のようなジャズのスタンダードナンバーからビートルズの「Love」、ビリー・ジョエルの「New York State Of Mind」、サイモン&カーファンクルの「明日に架ける橋」などポップスのカバーまで幅広く聴きやすい。
NY ALL STARSのバンド名通り、ニューヨークのファースト・コールのミュージシャン達がバックを固めている。80年代からニューヨークのトップ・ミュージシャンを起用し続けていた伊藤ならではの人選と言えるだろう。
ガッド、キューバと並んでいるとガッド・ギャングあたりを彷彿とさせるような顔ぶれだ。そのためだろうか野力奏一のローズはかなりリチャード・ティーっぽく弾いているように聴こえる。
そのつわもの揃いのミュージシャンの中でも光っているのはギターのジョン・トロペイの演奏だ。
古くはデオダートのサポートから最近でも精力的にリーダーアルバムをリリースするトロペイだが、ここでは「New York State Of Mind」でのソロなど随所で渋いプレイを聴くことができる。
主役、伊藤君子の歌のハイライトは何と言っても「明日に架ける橋」だろう。ソウルフルなバックのリズムに乗ってゴスペル風にアレンジされた曲を力強く歌い上げ、コンサートの最後を飾っている。
伊藤君子(vocal)
Ronnie Cubar(sax)
John Tropea(g)
野力奏一(kb)
Will Lee(bass)
Steve Gadd(drums)
Ralph MacDonald(perc)
LAST FOREVER Tokyo Bunka Kaikan 11.02.2008[DVD]
このDVDが出るまで、”原 信夫とシャープスフラッツ”を知りませんでした。
テレビに原 信夫さんがが引退されるということで出演されていて、そのお人柄に惹かれ、すぐ購入しました。
普段は、Sound Horizonとか聴いてますw
クラシック、オーディオは少し興味があります。
幾度と無く、その後聞いていますが、DVDとは思えない音がします。
SACDが出ているのを知って、どんなに上回る音だろうとドキドキします。
原 信夫さま、お疲れ様でした。
素晴らしい音楽を、新参者にもありがとうございました。
フォロー・ミー
是非とも、ロドリーゴ アランフェス協奏曲第二楽章を合わせて聴いて頂きたい。
イノセンスのBGミュージックはジャズが多い。 そしてこのfollow meはクラシック音楽からのもの。 過去に他のアーティストが、このアランフェス協奏曲第二楽章に歌詞を付けて唄っていたが、このイノセンスのテーマソングとも言えるfollow meにはかなわないだろう。 それ程に素晴らしい歌詞に思えた。 バトーと素子の切ない関係を感じさせる。そんな曲でした。
ライヴ・イン・ニューヨーク 1994 [DVD]
ベテラン・ジャズ・シンガー伊藤君子が94年3月24日にニューヨークのジャパン・ソサエティー・ホールで行なったライブの映像作品。
選曲は「All Of Me」のようなジャズのスタンダードナンバーからビートルズの「Love」、ビリー・ジョエルの「New York State Of Mind」、サイモン&カーファンクルの「明日に架ける橋」などポップスのカバーまで幅広く聴きやすい。
NY ALL STARSのバンド名通り、ニューヨークのファースト・コールのミュージシャン達がバックを固めている。80年代からニューヨークのトップ・ミュージシャンを起用し続けていた伊藤ならではの人選と言えるだろう。
ガッド、キューバと並んでいるとガッド・ギャングあたりを彷彿とさせるような顔ぶれだ。そのためだろうか野力奏一のローズはかなりリチャード・ティーっぽく弾いているように聴こえる。
そのつわもの揃いのミュージシャンの中でも光っているのはギターのジョン・トロペイの演奏だ。
古くはデオダートのサポートから最近でも精力的にリーダーアルバムをリリースするトロペイだが、ここでは「New York State Of Mind」でのソロなど随所で渋いプレイを聴くことができる。
主役、伊藤君子の歌のハイライトは何と言っても「明日に架ける橋」だろう。ソウルフルなバックのリズムに乗ってゴスペル風にアレンジされた曲を力強く歌い上げ、コンサートの最後を飾っている。
伊藤君子(vocal)
Ronnie Cubar(sax)
John Tropea(g)
野力奏一(kb)
Will Lee(bass)
Steve Gadd(drums)
Ralph MacDonald(perc)
イノセンス オリジナル・サウンドトラック
このサントラを聴いたとき、まずイメージされたのは、前作のような冷たく
湿った「水」のイメージとは対極のもの――「火」だった。
「傀儡謡_怨恨みて散る」で歌われるそれは、暗い怨嗟の「火」だ。
いったい誰が(何が)、誰を恨むのか。その謎を追ってたどりつくのは、
灼熱の「煉獄」。いつ燃え尽きるとも知れないその熱と炎をくぐり抜けた
とき、不意に巨大な洋館が現れる。館の住人は、古ぼけ、朽ちかけた
無数の人形たち。ディスクオルゴールは語る――戯れの愛を、
そして無惨にうち捨てられた恨みを、悲しみを。
謎は解かれた。集まった火は浄化の炎となり、すべてを燃やし尽くす。
歌は恨み節のらせんを昇り、天へと向かう。「遠神恵賜」は、人形達への
鎮魂歌であり、すべての「無垢なる者」への祝福である。
このドラマのクライマックスを飾るのは「傀儡謡_陽炎は黄泉に待たむと」
だが、和太鼓の激しいパーカッションが闇に燃えさかる炎を思わせる、
壮大な仕上がりになっている。「INNOCENCE」ファンでなくとも、
和楽器や民族音楽に興味のある人にはたまらない一曲だろう。
ライナーノーツには、前作同様に川井氏のレコーディング裏話
(苦労話?)が書かれているほか、採石場の広大な洞内で行なわれた
というディスクオルゴール曲のレコーディング風景や、総勢75人にも及ぶ
民謡大コーラスの写真などもあり、非常に興味深い。
ファンにとってはこちらもまた、ちょっと嬉しい「おまけ」ではなかろうか。