Batman: The Dark Knight Returns
この本が発表されたのが10年以上前だと聞くと驚いてしまいます。最初に読んだ時、ちょっとした拒否感はありましたが、傑作という意味は徐々に分かってきたように思います。
バットマン、つまりブルース・ウェインはこの本の中では55歳という設定です。決してこれからの未来を描いてるわけではないのですが、ELSE WORLDとはまた別に、この本は『未来』を描いているのです。
『未来』はロビン、しかもこの本でのロビンはキャリーと言う名の少女に託されて行きます。
大人が読んでも確実に面白い本、というよりむしろ正直な所、子供のためのコミックスではないように思いました。
そしてフランク・ミラー氏の描く、リアルと単調、ディフォルメが共存するアートにも注目。
バットマン・トリロジー
それまでのアメコミの映画化とは、映画としての完成度の点で一線を画した『バットマン』シリーズ。サントラも映画同様魅力的。レトロなSFを異化したかのようなダニー・エルフマンの音楽は、映像抜きに聴いても美しい。ゴッサムの、冷ややかながら美しく、薄汚れていながら格調高い町並みが目に浮かぶようだ。新録音のため、映画を何度も観た人には違和感があるかもしれないが、音楽だけを聴くならこういったクリアな録音の方が適しているかもしれない。その辺りは好みだろう。
バットマン リターンズ [Blu-ray]
ペンギン及びキャットウーマンとの戦いを描いた人気作の第二弾。監督は前作に引き続き本作でもメガホンを取ったティム・バートン。独自のタッチでダークな世界感を醸し出している。
暗いシーンばかり出てくる本作であるが、BDはちゃんと暗部を再現しており、総じて高画質。また、ロスレス音声で聞くダニー・エルフマンのスコアも最高。是非BDで見るのをお勧めする。
UK版ANTOHOLGYを購入。仕様には書いてないが、日本語音声&日本語字幕入り。メニュー画面も全て日本仕様と変わらない。
BATMAN: THE MOTION PICTURE ANTHOLOGY 1989-1997 (2009/6/15)
Version: UK (Warner)
(BATMAN RETURNS)
VC-1 BD-50
Running time: 126 Mins.
Sound: Dolby TrueHD 5.1 (English), DD 5.1 (English), DD 1.0 (Castilian Spanish), DD 2.0 (Latin Spanish), DD 5.1 (French, German, Italian), DD 1.0 (Brazilian Portuguese)
Subtitle: English, Brazilian Portuguese, Complex Chinese, Danish, Dutch, Finnish, French, German, Italian, Korean, Norwegian, Spanish (Castilian and Latin) & Swedish
Special Features: COMMENTARY BY DIRECTOR TIM BURTON/THE BAT, THE CAT AND THE PENGUIN MAKING-OF FEATURETTE/SHADOWS OF THE BAT: THE CINEMATIC SAGA OF THE DARK KNIGHT PARTS 4 (DARK SIDE OF THE KNIGHT)/SIOUXSIE AND THE BANSHEES FACE TO FACE MUSIC VIDEO/BEYOND BATMAN DOCUMENTARY GALLERY: (GOTHAM CITY REVISITED: THE PRODUCTION DESIGN OF BATMAN RETURNS/SLEEK, SEXY AND SINISTER: THE COSTUMES OF BATMAN RETURNS/MAKING UP THE PENGUIN/ASSEMBLING THE ARCTIC ARMY/BATS, MATTES AND DARK NIGHTS: THE VISUAL EFFECTS OF BATMAN/INSIDE THE ELFMAN STUDIO: THE MUSIC OF BATMAN RETURNS)/THE HEROES AND THE VILLAINS PROFILE GALLERIES/THEATRICAL TRAILER
[Z1 Y22046]
バットマンリターンズ
どうも、私は「バットマン」の本のレビューも書かせてもらいしました、1が面白かったので2も読みました(単純)さて今度の作品の悪役はペンギン男というやつなんですけどこいつもいろいろ悪い事をするんですがどこか憎めないやつなのでぜひよんでください。
DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト(ケース付) (SHO-PRO BOOKS)
自分は映画ダークナイトにて、今までアニメでのみ知っていたバットマンの印象を大きく塗り替えられました。それがこの本の購入のきっかけです。
初めてアメコミというものを読んで抱いた感想は「1ページの厚みが半端じゃない」ということ。
それは勿論ページが厚いという意味ではなく、ストーリーとしての重みがということです。
日本のマンガと違い、1コマ間に空間的また時間的広がりが大きいのが、そのことを可能にしているのだと思います。
ダークナイト・リターンズでは全篇を通して漂うバットマンへの哀愁、読み終えた時にはバットマンという存在に心を奪われているはずです。
映画ダークナイトを観て興味が出た人、またそれ以外の人にもこのアメコミ バットマン:ダークナイトは"傑作"だと胸を張って薦められます。
日本ではアメコミはなかなか再版はしないらしく、今回の再版までこの本にはプレミアがついていたらしいです。
3990円とマンガ一冊の値段として考えると高いと思うかもしれませんが・・・この本はダークナイト・リターンズで4章、トライクス・アゲインで3章の章仕立てになっています。
各章ともにマンガ1冊以上の"ストーリーの厚み"を感じさせてくれます。
3990円は決して高い値段じゃありません!!