ドラマCD「心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている」
これはオリジナルのお話ではなく、心霊探偵八雲文庫本1の開かずの間と、トンネルの闇をドラマCD化したものです。初回特典は、ボーナストラック「自慢できる能力」です。
開かずの間のほうは、八雲と晴香の出会いを表現したもので、原作とはかなり違う部分がありました。トンネルの闇は、原作の一部分を省いてはいますが、内容は同じです。原作を読んだことがない人でもわかる内容になっています。
聴いた感想は、声は八雲と後藤刑事のものがイメージとあっていましたが、晴香はもう少しかわいらしく、一心はもう少し渋めの感じが個人的には良かったです。良かったところは、トンネルの闇の八雲と後藤刑事が晴香と達也の暴走する車を止める場面ではドキドキしました!BGMはいまいち。もう少しミステリアスな感じが出ていたほうがよかったと思います。効果音は場面が思い描けるようでバッチリでした。
買ったほうがいいよ!と自信を持って言い切ることはできませんが、ドラマCDでは本で読むのとは違った味わいがあるので、買ってみてはいかがでしょうか・・・。
タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾 (新潮文庫)
神永さんの小説は八雲シリーズはすべて読みました。今回タイム・ラッシュを初めて読んだのですが、本当にいいですね。主人公の真田君はかっこよく、ストーリーも秀逸。