あすなろ白書 DVD-BOX
このドラマの魅力は」なんといっても登場人物たちのキャラクター性にあると思います。天真爛漫で無邪気な園田なるみと苦労して育ち、他人との間にどこか壁を作ってしまう掛井君・・・。この二人の恋が物語の中心となるのですが、一心になるみを愛する取手君やあまり感情をあらわにせずいつも冷静な星香、どこか謎めいている松岡君の存在があってこその「あすなろ白書」です。彼らの恋と友情は、泣きたくなるほど切なく、そしてどこか懐かしい気持ちにさせます。ドラマの中でなるみが、「今までの人生の中で一番輝いていた」と言っていますが、彼らの眩しいほどの青春時代がここにつまっています
P.S.元気です、俊平 DVD-BOX
柴門ふみ原作だったので、期待して見ました。柴門ふみの原作の漫画はキャラクターが濃すぎる感じがするのですが、ドラマではいい感じに和らぎ、魅力的になっていました。脚本も良いと思います。
瀬戸朝香さんの演技がとてもステキでした。表情が豊かで、きれいで、いい女優さんだと思います。堂本光一さんも、若くてかわいいですし、等身大の演技というか、無理の無い、自然な感じで良かったです。仲間由紀恵さんも、ちょっとうっとうしい役ですが、可憐でかわいらしいです。
まだちょっと表情が固くて少し垢抜けない感じの初々しい藤木直人さんもたくさん映りますし、間ジャニ∞の横山さんも今とは違う雰囲気で、いい感じです。チョイ役ですが、柴崎コウさんも出ていましたし、なかなか見ごたえがありました。
TVで再放送されないのは、未成年の設定での飲酒シーンがあるからでしょうか。派手さはあまりありませんが、とてもいい作品だと思いました。
華和家の四姉妹(1) (モーニングKC)
柴門ふみが久しぶりに講談社系に帰って描くモテナイ四姉妹の物語です。四姉妹と言えば『若草物語』とか名作に時々出てきたりもしますが、1巻を読む限りでは姉妹である必要はなかったようにも思います。もっともこの母親から出てきた四姉妹、という設定に意味があるのかもしれません。とすれば、やはり柴門ふみのマンガにはボーダーラインが欠かせないのかもしれません。
東京ラブストーリー DVD BOX
このドラマももう15年前になるんですね。個人的に、バブル崩壊後の1991年〜1994年頃の日本ってまだ輝いていたんだなあと思います。
昔のドラマは大げさなセリフ・演出のものが多いですが、このドラマも正にそのカテゴリに入る作品で、『元気が出るドラマ』って感じで、落ち込んだ時や気分が明るくならない時はこのドラマを見て赤名リカの明るさに励まされています。
今のご時世、こういう大げさなセリフ・演出のドラマが少なくなってしまったように思います。あったとしても、元気をもらえなかったりして。
日本人の心は「東京ラブストーリー」の頃に比べて冷え切ってしまったように感じます。
「柴門ふみセレクション」オリジナル・サウンドトラック/島健
オープニング・テーマ
ふしだらな灰かぶり達
少女以上 少年未満
結婚オペレーション10to6
さっきまでパパがいた
さみしい同盟
さよならABC
ナキナガラ・トライアングル
たけくらべ
野望の女
コップの中のわずかな反乱
オープニング・テーマ(アナザー・ヴァージョン)