涼宮ハルヒの憂鬱 超月刊ハルヒ
涼宮ハルヒの憂鬱 超月刊みくると共に購入。
内容を大きくまとめると、キャラクター解説・分析とイラスト。
解説はアニメ第一期が主体で、原作小説についてはあまり触れていません。
ハルヒの姓名判断や脳内メーカーを試しているのが面白かったですが、
あまり突っ込んだ内容ではありません。
イラストはもちろんカラーですが、その多くは既にニュータイプなどの
雑誌に掲載されたものやCDジャケットであり、オリジナルのものは
ごく一部です。もう何点かオリジナルイラストが欲しかったかなぁ。
とは言え、その全てを見たことがある人なんてあまりいないでしょうし、
数的にも十分ではありますが。
他に注目するものとしては、ハルヒの声優である平野綾さんのインタビュー。
第一期制作当時のことを振り返る内容になっています。
全体的にもう少しページ数が欲しかったかなという感じです。
それでも値段を考えたらこんなものだろうし、ファンなら
それなりに楽しめると思います。
ちなみに、この超月刊シリーズ4冊の帯に付いている応募券を全て集めると
(500円+αが必要だが)オフィシャル同人誌が全プレでもらえます。
応募締め切りは2009年8月10日。
らき☆すた (7) (角川コミックス)
前の巻で卒業したということもあり、いつも以上に発売を心待ちにしていた。
美水かがみ「らき☆すた」7巻。
やはり「らき☆すた」は「らき☆すた」だった。
卒業して大学に入ってもみんな仲良しだし、ネタの面白さも変わらないし、空気感も同じだし。
新展開は新展開なのだが、ある意味既刊を読んでいるのとそこまで読み心地は変わらない。
つまりはそこまで違和感がなく、むしろ自然な流れだと思えるのがとても良かった。
んで、この手の漫画に於いては非常にエポック・メイキングな展開というか、中々に例を見ないパターンだと思う。
学園漫画としては異例だが、今のところすんなり行ってる部分が大きいので、これはこれで面白い展開なんじゃないかと思う。
新キャラも増えたし、ゆたかも半分主人公みたいになってきて、まだまだこれからの作品だなと思えるくらい。
ネタ的にもとにかく今巻は一作一作がとても面白い。
ダイエットネタなんかは流石に多すぎだが、それを抜きにしてもおいしいネタは沢山。
パティが泉家にホームステイしたエピソードが本格的に描かれたり(恐らくきちんと登場させたかったのではないかと)、コミケネタもあったり。
かがみの色恋ネタはどれも鉄板。 更にいうならあやののカップルネタも。
こなたやひよりの妄想もところどころで冴えている。118ページの「言い回し」は、ギリギリでアウトだと思う(笑)。
こなたに関してはここへきて更にキャラに磨きが掛かった感じが。
そういえば絵の感じも変わってきている。柔らかくて見やすくなってきたというか。シンプルな方向性。
後、個人的には「あきらの王国」がいい感じに面白くなってきているのも嬉しい。漫画のあきらは普通にいい娘です。
好きなネタを書いていけばキリがないが、久々のショートストーリー「日和、南にありてゆたかに」は是非読んで欲しい。
単純にすっげえいい話です。優しさを直に感じれるような。
珍しく言い争う?感じのシーンもあって、新鮮さも抜群。
おまけページは各キャラのラフ画による書き下ろしや、5巻のように一般では読めないネタも付けてくれている。
赤塚不二夫展に寄稿されたこなたが「しぇーっ」のポーズをしているイラストもカラーで掲載。これがまたとてもいい出来。
とにかく全体を通して満足できる一冊でした。面白かった!
最後に、ここのページに関するネタもいくつか掲載されてます。必見。
心霊探偵八雲 第2巻 (あすかコミックスDX)
私は、最初は、都戸利津さんの八雲を買って読みました。でも中途半端な終わり方だったのでモヤモヤしてしまいダメ元で(ゴメンナサイ)小田先生の八雲を買ってみたら都戸先生とは、違う八雲と晴香が楽しめました。その後に原作本を一気に大人買いをして一気に読破しました。それぞれ少しずつみんな違っていてとても面白いですよ