ディープ・インパクト [DVD]
彗星落下ものでは、人間が描かれているこちらのほうがだんぜんいいです。
地球上、宇宙での人間の自然への戦いは人類存続、生命尊重の意義を十分に知らしめてくれます。自己犠牲による家族との別れ、死を覚悟した親子愛、助かりたいためのエゴイズム・・・アルマゲドンとは全く違う映画です。
マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!
今まで、私は2012関連のスピリチュアルなマヤ暦ものを好んで読んでいました。が、結局、天変地異や、経済の破局などを経て、選ばれしものだけがアセンションする、といったほとんど同じ内容のものばかりで、自分も選ばれし者になった気分で高揚しながら読んでいました。この本はまさにマヤカレンダーを正確に分析し、宇宙の始まりから、現在に至るまで9つのサイクルを経て進化してきたという、非常に納得がいく内容です。全てはマヤ暦が示したとおり、偶然ではなく、必然に宇宙が現れ、生命が現れ、人が現れ、国家が現れ、女性が解放され、ITが現れることを予見していたのです。マヤカレンダーの終わりの日は2012年12月23日ではおかしく2011年10月28日に260日のツォルキン最終日13アハウになります。ここをはきちがえると、間違った解釈でマヤ暦の終わりの日を迎える、いや見過ごしてしまうのです。人間が全てこの世を作り出している的な、安易なスピリチュアル本とは違い、全ては神の計画による集合無意識的な進化の過程を、全ては必然的に進んでいることを学ぶことができるでしょう。このことにより、今自分はどの流れに乗って生きていくか、この道しるべを得ることができる、唯一の本だと感じました。スピリチュアル本をいくら読んでも、いくら自分が思い描いても、世の中が全く変わっていないことに気付いた方。それはしごく当たり前のことだったのです。世の流れ、進化の流れはすでに決められており、それを知って生きていくことこそ重要で、この世の終わりを望む面妖な輩にこれ以上振り回されないようにしたいですね。マヤ暦の終わりは世界の終わりでは無く、進化の頂点であることを知り、もうすぐ始まる最後の第9サイクルに向け予習しておくことをオススメします。
Dead Space(輸入版:アジア)
ここでの高評価や、海外での数々の受賞も納得の面白さです。そして、かなり怖い・・・というか、ビビリます。他にも多くの方が指摘しておりますが、この恐怖感は最初に初代バイオハザードや初代サイレントヒルを遊んだ頃に味わって以来かもしれません。そしてグロさもかなり突き抜けていますので、この辺りの耐性が無い人にはきついかもしれません。
ゲームシステム的には特に目新しいものは有りません。強いて言うなら敵をはじめ様々なオブジェクトの動きをスロー化するステイシスと、念動力みたいなキネシスの能力を駆使して進む事でしょうか。ゲームのタイプとしては、バイオハザード4や5とほぼ一緒なので、これらが楽しめた人(もしくは物足りなかった人)であれば、このゲームも楽しめると思います。
このゲームで秀逸なのは、やはり恐怖感の演出でしょう。プレイしていて「なんだか嫌な雰囲気だなぁ〜」とか、「この先あんまり行きたくないなぁ〜」とか、常にストレスを感じさせます。但しこのストレスは、云わばお化け屋敷を少しずつ進むような、ジェットコースターの頂上が近づいてくるような、そんな種類のストレスで、ホラーゲームとしては必要不可欠なものです。
そして大抵の場面で期待通り、あるいは全く予想外の驚きが待っています。
ゲームの進行も、オープニングとエンディングを除きほぼリアルタイム、途中でこれ見よがしのムービーが入る事も無く、ステータスの確認やアイテムの使用、ショップでの買い物中ですら気を抜けません。
又、2周目は同一難易度であれば装備や能力、クレジットを引き継ぎプレイが出来るので、1周目の憂さ晴らしも出来ます(笑)。
更に高難度でプレイすると、即死級のダメージを受けることもあるので、ゲームに慣れて敵配置も分かっている筈なのに恐怖してしまいます・・・。
一つだけ気になった点があります。中盤の隕石シューティングステージで、難易度による差が余り感じられませんでした。慣れないと少々難しい場面なので、これは難易度によるメリハリがもう少しあっても良かったかと思います。
全編英語ですし、諸事情により今後も日本版が発売される可能性は低いですが、単に洋ゲーとして見過ごすには惜しい作品です。丁寧な日本語訳サイトもあります。私は箱の北米版をプレイしたのですが、デモをプレイした限りでは箱版もPS3版も大きな違いは無いと思いますので、機種を問わず、ホラーファン、TPSファンには是非遊んで頂きたいと思います。
生命は、宇宙のどこで生まれたのか(祥伝社新書229)
アストロバイオロジー(宇宙生物学)について中高生にも分かりやすく書かれた入門書という趣である。
生命は宇宙のどこで生まれたのか。
地球恕世の生命の起源とはなにか。
星星はどこでどう生まれたのか。
生命とはなにか。
地球外生命は存在するのか。
地球生命絶滅の可能性。
生命を形作る物質はどこから来てどこへ行くのか。
等について概説する。
私が最も惹かれたのは地球絶滅の原因となるかもしれない、太陽の双子連星「ネメシス」について書かれた章である。
この存在さえ疑われている仮説上の星「ネメシス( Nemesis)」が周期的に巡ってくるとなると……
ほんもの隕石観察セット
隕石なんて、自分の家の屋根に落ちるのを待つか、
博物館の展示ガラス越しでしか目にすることができないと思っていましたが、
簡単に手に取って見ることができるなんて、とても感動です。
モロッコで採集された本物の隕石だそうで、
1.5cmぐらいに平たくカットされているものです。
パッケージは、「君も隕石ものしり博士!」と謳っています。
磁石とルーペが付属していて、磁性と表面の様子が観察できます。
ルーペは簡単なものなので、もっと良いルーペが欲しくなりました。
隕石に関する詳しい2枚の解説書も入っていて、勉強にもなります。
年頃の子供であれば、この隕石を持っているだけで、もう教室のヒーローです。
大人も十分に楽しめます。かっこいいケースに納めたくなります。
値段も手頃で、しかも家にいながらにして隕石が手にはいることに
改めて驚きました。