わたしは家裁調査官
家裁調査官の面接を受けるさまざまな非行少年たち・・・最後まで読み終えると、どの子も皆愛おしく心が痛む思いでした。調査官という職業がこれほど生身の人間臭い仕事だとは全くの予想外でした。ここに登場してくる少年たちは自分自身の責任とは別のところで発生した歪みを背負いこんでしまった為に自暴自棄となり罪を犯し逮捕される。著者はそれを「SOS!」と受け止め、それぞれの家庭の絡まった紐を解いていくように少年やその家族の心もほぐしていく・・・この著者のような気持ちで問題児(いじめ、不登校、非行など)と向き合える先生が今の学校には必要なのでは・・・とも思えてなりませんでした。
図解でわかる刑事訴訟法 (入門の法律)
本書は刑事訴訟法を学ぼうとする方にぜひ一読していただきたい。非常に解説は丁寧だし、用語の定義も分かりやすい。
専門性を要するときに発展しやすい。というのは発展的学習につながりやすい。体系だっている。良書です。
家裁調査官の仕事がわかる本 (公務員の仕事シリーズ)
「家裁調査官」という言葉は耳にするが、一体どんなことをするのか?
本書を読むと概要がつかめる。
家裁調査官を目指す人のみならず、非行少年、裁判、
環境に恵まれない少年、その心・・・など概論的なことを知るのにもよいと思う。
字が大きいので、意外に早く読めてしまい、読みこなすのもそう難しくないだろう。