THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [Blu-ray]
映画館で3D見ましたが、その効果は劇場のスクリーンであることが前提なんでしょう。家庭で見るなら2Dで充分かと。
ただ別作品で「波のうねり」「ぎゅっと詰まった色彩感」を見て、ブルレイ、美しいな〜と思いました。自然を相手にする海猿映像ですから、
「キメやツヤ」のいい画面がコチラだと期待できそう。
さて内容は・・・。
海猿は映画もテレビも、ハラハラドキドキしながら、命・使命・葛藤・夢・愛といった沢山の要素をうまく絡ませて、
観客を力強く引き込んでいくのが魅力でした。
その引力を期待すると肩すかしを食らうかもしれません。
が、そもそも、シリーズ通して成長してきた人物たちがお決まりパターンで収まること自体、無理なんでしょうね。
緊迫感や絶望的な場面はあるのですが、1や2で受けたような、眉間にシワを寄せるような、胸鷲づかみ的な感情が湧きにくいです。
慣れてしまった・・・というか、シビアさへの受容体が出来てしまったのか?いちいち「動じなくなった」感覚に近いです。
だからでしょうか? ラストのシーン、仙崎はまたもあれだけ過酷な状況に放り出されたというのに、
今回はヒジョーに「日常的(平凡的)」な光景で締めくくられています。
それだけ、仙崎も環菜も、海保という仕事、保安官の家族として「成長した証」なんだろうな、と。
そして明日も、1ヶ月後も、1年後も、何があろうとも、海保を受け入れた生き方をしていくのだろうな、と。
シリーズ全体のまとめ作品としては、ある意味、納得なエンディングだと個人的には思います。
かつてテレビシリーズで環菜が、仙崎の危険な仕事に対して弱腰になり、
「命の心配をして働く人は、大輔くん以外、ここにはいない」というニュアンスの台詞を口にしました。
あの頃の二人を思い返すと、なるほど、3で描かれる二人の居場所が「ごく普通の家庭」であるほど、
彼らがどんな風に努力し、互いに支え合ってきたのか、
映画でシーンこそなくても、想像する(妄想する?)余力を残した作りだと思いました。
最後に、前作でもコメンタリー特典おもしろかったので、スタンダード版で入ってるのならこれで充分かな。
女子アナがらみのオモシロ映像は。。。そんなに求めてないので(^^;)
THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]
映画で3回観ました。毎回泣きました。
個人的に直球の海猿のような映画が大好きです。創られたものではありますが、現実の今の自分の生活にも当てはまったり、自分もこうありたいと思える熱くなる映画です。
海上保安庁の仕事-素顔の“海猿”に迫る!-
海猿の映画が話題になり、
映画のこと、
海上保安庁のことが知りたいと思い購入しました。
他の本も買いましたが、
この本は良い意味で
「硬派」
な本だと思います。
映画のことはもちろん、
海上保安庁の仕事のこと、
現場で働く人たちのリアルな姿を知ることができました。
とくにインタビューは臨場感もあり、
読んでいたとても楽しかったです。
あと、フルカラーは良いですね。
とても見やすいです。