Azumanga Daioh Volume 1
紙の質が日本のそれより粗めで、印刷もそれほどきれいというわけではないですが、話のねたとしてみれば結構イケます。
中田→ペレ とか、細かなニュアンスや固有名詞の違いを、比較しながら楽しむ、というのが正しい(?)読み方でしょう。
あずまんが大王DVD-BOX
とても好きな作品だったので、DVD-BOX化はとても嬉しかったです。
1年生・2年生・3年生の分をそれぞれ内容のみを編集し、頭にOP・最後にEDが配置されていいます。
私的にはこれは見やすくてよかったです。
1学年分を途切れなく延々と見続けることで、どっぷりキャラたちの学園生活に浸れます。
お話は、仲良し同級生の女の子たちの日常を描いた、学園ほのぼのコメディ(というか時折ギャグ)です。
飛び級してきた小さな天才少女ちよちゃんや、大阪から転校してきた超マイペースなのんびり大阪さん、やかましくて調子の良いともちゃんに、ともちゃんの幼馴染で常識人のよみちゃん、無口でカッコイイけど心の中はメルヘンでいっぱいな榊さんに、榊さんの一方的なライバルでスポーツ少女の神楽さんなど、おなじみの面々がまったり高校園生活を繰り広げます。
担任の先生が、これまた型破りというかいい加減でしょーもない(笑)先生で、これがまた一段と味を出しています。
個人的には海のお話が大好きです。(笑)
とても楽しいBOXでした。
確かに廉価版というにはちょっと高めなので、ちょこっとで良いから映像特典が欲しかったかも知れません。
でも全部見終わってとても楽しかったので満足しています。
ながら作業をする際の定番DVDになりそうです。
TVアニメ「あずまんが大王」オリジナルサウンドトラック おまとめ盤
あの、あずまんが大王のTVアニメサントラが、新パッケージ&新価格
での発売。
収録内容は、以前リリースされたものと同様。物語前期に使用されたvol.1
と後期及び劇場版のvol.2の2枚組。
以前のアルバムを持っている人には、コレクションでの購入以外では無駄
となる。初めての方には、とてもお買い得である。
栗コーダ-ポップスオーケストラのかわいく愉快で個性的な音楽に一度耳を
傾けてみては?
録音品位も、テレビアニメのサントラにしては高水準である。
あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
あずまんが大王から始まって、この手の四コマ漫画はいくつか読んできたが、やはりあずまきよひこが頭一つ出ている気がする。
ネタのユルい面白さはもちろん、この作者は「間」のとりかたが絶妙だと思う。
普通なら端折るようなシーンを効果的に加えて、じわっとくる笑いに拍車をかける。
この「間」を書ける漫画家は、私はあずまきよひこしか知らない。だから10年たった今でもこの味に飽きることなく面白く感じるのだろう。
「あずまきよひこってすげ〜」と再確認するのに、この新装版はいい機会だった。
あずまんが大王(5) [DVD]
個人的には19話『あくび名人』の演出の繊細さがすごく好きです。
1年生の頃からお付き合いしてきた6人の彼女たちが、同級生の「余裕あるよねー」の言葉にふと見せる戸惑い。高校生活の日常の中ですべて変わらないように思ってきたけど、いつの間にか自分たちも大人の入り口に差し掛かっていたんだと、彼女が気づく瞬間の表情の見事さ。あるいは、別の生き方もあると気づいたにゃもとゆかり先生の微妙な表情の変化。キャラクターの性格を少しずらしてみた演出にドキドキさせられます。
その繊細な演出をギャグの方で生かしてみせたのが22話『ナイスですよ』。大阪の危険なネボケ!丁寧な演出がギャグを際立たせて、何度観てもゲラゲラ笑っちゃいます。ところで、注目なのがエンディングクレジット。原画スタッフの中にちよちゃんの声優、金田朋子さんがクレジットされているのですが、さて、どこの部分を担当されたのでしょうか?それをチェックするのも楽しい、これはシリーズ中屈指の傑作揃いのDVDでしょう。