Mùi du du xanh - L'odeur de la papaye verte
邦題「青いパパイヤの香り」のサントラです。この作品は1950年代びベトナム・サイゴンでの奉公人の少女の成長を通して料理や芸術なども垣間見える内容です。このサントラも穏やかな民族楽器やピアノを主体とした音楽が散りばめられ、涼しげな休日の朝などに聴いてもいいと思います。
青いパパイヤの香り [DVD]
台詞が少ない!静かに物語りは進み、登場人物も少ない、最初寝ちゃったけど、もう一度真面目に見たら画面に引き込まれて一気に見れました。
これはハマルととてもお気に入りになるだろうけど、会わない人は全然ダメでしょう。登場人物の微妙な心の動きを捉えるのがちょっと難しい気がしました。親切な説明は一切なしで見る側の感性にまかされてるので、感受性を強くして見ないとつまんないかも。
青いパパイヤの香り ニューマスター版 [DVD]
アジア特有の湿度、熱帯植物のさざめき…
セリフ(言葉)は最小限に抑えられている。
その効果で他の五感が非常に働く映画です。
メイドおばあさんの作るお料理も香りたつような。。
その昔、アンアンなどで取り上げられたこの映画。
伝説の映画はシンデレラストーリーでありながら、
1人の女性の成長が細かに描かれています。
尽くしているように見えるがどっこい、自分の仕事を理解してこなす。
その美しさに物語が動くのです。
検索しつづけて早、何年…
DVDが出たことはかなりの喜びです。
きばって暮らしているあなた。
是非見てください。
青いパパイヤの香り [VHS]
「青いパパイヤの香り」は、ベトナム映画。あるサイゴンの家に住み込みで働くようになった、10歳の女の子が主人公だ。
物語は、たんたんとベトナムの日常生活をうつしていく。特別な見せ場があるわけでもないのに、なぜか退屈しないで見続けていられる。
この映画は、ベトナムの普通の家が主な舞台だ。
庭になっているパパイヤ(ヘチマみたい)。トカゲやカエル。室内のインテリア。雑貨。
たぶんベトナムの家庭に普通のあるんだけれどよく見ると綺麗なもの。そんなものたちで映像はいっぱいだ。アジア好きにはたまらない。
そして、この家庭は、一昔前の日本の家庭に、よく似ているようだ。
悪ガキはとことん悪ガキだという次男。
無口だけれど、ちゃんとお兄ちゃんをやってる長男。
愛人に入れ込むダンナ。
息子をかばい嫁を非難する姑。
顔までも日本人と、ほとんどかわらない。
この映画のBGMに流れているのは、もちろんベトナムの音楽だ。
登場人物が、よく、琵琶のような楽器を弾いているので、そのテの音楽がふんだんに流れいる。
ふだん聴いたことないような音楽なので、それを聴いているだけで飽きない。
また、映画には、料理をするシーンがく出てくる。監督がこだわっているんだろう。
パパイヤの実を、日本人には思いもつかないような不思議な切りかたをして、油で炒める。
向こうの人間にはあたりまえのことでも、ひどく新鮮に見えてしまう。
アジア映画というと、堅苦しくてマジメな映画でイヤだ、という人もいるかもしれない。
でも、「青いパパイヤの香り」は、そんな心配はない。
主人公の女の子は、なんだか妙にしっとりと官能的な雰囲気だ。
もちろん、でてくるベトナムの男もなかなかグッド・ルッキング。
今の日本には絶滅してしまったような色っぽさが、この映画にはあるのだ。