アクトレイザー 1 (ガンガンファンタジーコミックス)
アクトレイザーという自分が好きだったスーファミゲーム
の漫画版だと思って読んでみたら
どこにもつながりがないように思えるのですが。
(ストーリー構成としては原作にかする部分もありますが。)
それは作者さん自身も3巻目の表紙カバーの作者コメントのところに
『いままで「原作と全然違うじゃねえか!」と言われてきましたが』
などと書かれているのでわかってて書いてたんだと
思いますが、だったらどうして「アクトレイザー」の
名前を借りたのか疑問です。
交響組曲「アクトレイザー」
『イース』 『ソーサリアン』 『ロマンシア』 『シェンムー』 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』 『カルドセプト』
『湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE』 等々、数々のゲームミュージックを手がけてきた、古代祐三氏の作品の中でも、
個人的に随一の出来に挙げたい『アクトレイザー』を、和田薫氏がオーケストラアレンジしたものです。
既に発売されている、『アクトレイザー』オリジナルサウンドトラックと基本的に同曲で、
『Opening〜天空城〜BLOOD POOL〜CASANDORA』 『Intermezzo』 『FILMOA』 『IntermezzoII』
『AITOS〜TEMPLE〜降臨〜世界樹』 『IntermezzoIII』 『PYRAMID〜MARANA〜静寂〜NORTH WALL』
『人々の誕生〜捧げ物』 『魔獣現る〜強敵〜SATAN』 『平和な世界〜ENDING』
の10曲が収録されています。
名曲揃いなのは言うまでもありませんが、深き荊の森の戦いを描いた『フィルモア』は
攻撃的・尖鋭的だった曲調ががらりと一変し、緩急のメリハリがついた、古代の森林の美しさを描いたものとなっていたり、
『人々の誕生』をアレンジした『インテルメッツォII』は、古代ギリシアの伶人が竪琴を奏でるような哀切さを有していたりと、
別種の興趣がある美しい曲に生まれ変わり、原曲と比較して楽しむ事ができます。
中でも最高の出来は『人々の誕生〜捧げ物』で、総てが薄明であった開闢の時代、
自然の脅威の中細々と、だが力強い生活を営む人々の暮らしぶり、繁栄、生と死、世代の交代、神への祈り、
夜の訪れ…などを想起させる、深みと崇高さを持った必聴の価値ありの名曲になっています。
古代祐三 BEST COLLECTION Vol.1
いままで、このアルバムの存在を知りませんでした。
アクトレイザーは過去に持っていたCDが無くなってしまい、廃盤になっていたので諦めかけていましたが、まさかこんな形で復活していたとは…
ミスティブルー・ストーリーオブトアを含めて古代氏の真価が発揮された時期だと思います。
アクトレイザー
昔やりましたが、そこそこの難度のアクションモードと、何だか楽しげなクリエイションモードが良いです。
絵もキレイだし、サウンドも最高。ラストも泣けます。
ただ慣れると半日もかからないででクリアできてしまうのは残念。