FENCE OF DEFENSE LIVE 7670 [DVD]
再活動(解散はしていないので「再結成」ではない)の2004年から、
20TH ANNIVERSARY YEARの今年、2007年までのLIVE映像と、
彼らへのインタビュー映像を含めた、3枚組という大ボリュームのDVDです。
バンド結成・デビュー初期頃の、懐かしい映像も見え隠れしております。
私自身が実際に行って観たLIVEもありますが、
改めて映像という形で観ると、全く印象が変わるのが不思議です。
それにしても、全体通して感じるのは、『いつ聴いてもパワフルな演奏』だということ。
もう50代に近い彼ら。サラリーマンだと管理職クラスでしょうか。
充分オジサンなんだけど(失礼)、デビュー当時からずっと変わらない演奏と技術、
・・・いや、ひょっとしたら、昔よりも今の方がもっとずっと、
パワフルに演奏してんじゃないかと、映像を観て改めて思わせてくれます(笑)。
映像自体はとてもクオリティがよくて、文句はないんですけど、
音のレベルが均一じゃないというところで、星一つ落させていただきました。
あ、誤解されるといけないので、説明すると、
音質はものすごくいいです。ライブの迫力や臨場感バッチリです。
本編のボリュームが小さく、ロゴやチャプター表示の際との音量に差があるので、
再生する時に注意しましょうってこと(笑)。
2235 Zero Generation UpDate [DVD]
1988年のアルバム発表当時にライヴも行われましたが今回は約20年を経て最新のサウンドと演出にアップデートのライヴ。135分を1枚のディスクに収めている為か画像質が私は良く無い部分を感じました。音響が5.1chサラウンドな点が救いでしょうか。あとアンコールで1曲カットされてるのも残念。
内容ではライヴで封印された古めの曲が現在の演奏技術で観て聴ける事が嬉しいです。曲はアルバム"2235 ZERO GENERATION"からと、他のアルバムからも結構幅広く選曲されており、最新アルバムからも4曲が聴けます。※曲目はクチコミを参照下さい。
曲以外ではメンバー3人の衣装が近年のライヴと比べると何か煌びやか感がありますね。360°対応の会場はさほど大規模ではなくステージでは、マットシや健二さんが演奏しながら走り回るのは少し窮屈そう。ライトのセットは凝っていて曲によっては幻想的な表現も良い感じ。
映像の編集では近年はやり?のカメラズームの多様やピントをぼかす等の意図的な演出は無く、3人の演奏してる様子も観やすいと思います。それだけに高画質で観れ無い事が余計に悔やまれます。
昔のZERO GENE〜ライヴ同様でシングルのc/w曲の「BACK TO THE EDGE」や「STAY OR GO」が選曲されているのも良いです。個人的には「SOUL X-PLOSION」も(11thアルバムも)好きで、初期の「FREAKS」や「MIDNIGHT FLOWER」もライヴで封印しておくのはもったいないと改めて思います。また昔のアルバムも聴きたくなりました!
総合的には新旧の選曲も良いバランスで3rdアルバムをCDで聴くのとは、また違った華麗さとパワフルさを感じるステージと思いました。
Purana
FOXTROTとは対照的に穏やかなアルバムだと思います。まさかラップが登場するなんて...
悪くはないです。しかしながら、アルバムオリジナル曲のドスッしたパンチが足りない気がします。そこがネック。
しかしながら、聴いていてリラックスできるアルバムです。
LIVE A GO GO! BEST
本当に一曲目から圧倒的なパワーです。
初めて聴く方はボリュームには気をつけて下さい。
ごく最近のライブ音源まで入っていますが、まだまだ衰えない彼女の声を存分に楽しめます。
曲も人気のある曲ばかり。
ライブの田村直美は一味も二味も違いますよ。
最近の歌手で・・・というかこれほど歌える人はそうそう居ません。
浜田麻里さんも大変凄いですが田村直美さんも凄いです。
-----------------------------------------------
どれも良いのですが、特に素晴らしいのは1〜4曲目と11曲目以降でしょうか。
観客も本当に楽しそうで、ライブに行った時の記憶が蘇ります。
おまけのDVDはカーマインやトニーの07年の動画が楽しめるのでこれも良いですね。
カーマインがツーバスじゃなくツインペダルを使っているのも面白かったです。
もっとも、生で聴くとこの強烈なCDで聴くよりもさらに強烈なんですけどね、田村さんの声は。