殘酷舞台真實錄Live DVD
MVは見たことがあったけどどうしてもライブが見たくて買いました。歌もダンスもとてもかっこよかった。ファンの声援もすごくて台湾では本当に人気があることがわかる。「ホントの恋の見つけ方」でショウが歌っている Disc2の1曲目がきれいでした。もっと他のライブが見たいな。
BE×BOY(ビーボーイ)CD COLLECTION ハート・ストリングス
原作未読ですが、亜樹良のりかず先生好きなので、取り敢えず聴いてみました。
購入の決め手は黒田さんが榊の声されてたんで購入に至ったんですが、流石黒田さん!
ヤクザ=黒田さんって位ぴったりで良かったです。相手役の遊佐さんも良い声してるのでホスト役がぴったりでした。なかなか良かったと思います。
意外と流れ的にもスムーズで、さらっと聴けるのではないでしょうか。
欲を云えばフリートークが無いのが残念でした。
ダブルクロス・リプレイ・ジパング(1) 戦国ラグナロク (富士見ドラゴン・ブック)
第六天魔王率いる信長と大名軍団が、史実を乗り越え、西洋の神々の力を得て、日本征服を目論む。対抗するはタイムスリップした現代の女子高生と巡り会った仲間たち。ここまで聞くと「戦国自衛隊」や「炎トリッパー」を彷彿とさせる、割合まっとうな話に思えますが……はっきり言います。作者は「バカ」(褒め言葉)だろ(笑)
第一話。魔界十字軍(←ベタです)の魔力で古代ローマ化される日本の村。古代ローマ→ローマ人ってトーガ着て寝そべってるよね?→ローマといえばアンニュイ(この時点で何かがおかしい)→山本勘助(女)がアンニュイ化+彫りが深い地中海美人化と、小ネタレベルでもパンチ力があるネタが乱発されます。もっと腹がよじれるようなネタの数々はネタバレになるのでご紹介できないのが残念です。
魔界十字軍の連中はバカなので、「女子高生は女子といえど虎。虎を狩るにはやはり虎よ」などとうそぶきますが、完全に女子高生を勘違いしています(笑)一方、味方は味方で「魔星は数多くあれど、中でも最強なのは”序死公星”」と悪のりを始める始末。
ページを繰り進めるのが楽しくてならない作品です。
元ネタになっているゲーム、ダブルクロスは知らなくても(というか元ネタのゲームとはかけ離れた題材を扱っている)この作品は十分に楽しめると思います。ぜひ堪能してみてください。
異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
私は「宗教や思想の人類史」を私的なライフワークとしている根っからの「ど文系」人間ですが、意外なことに「科学思想」もまたその領域に密接に絡んでくるので、しばしばその種の「科学読み物」も手にします。
それらの中でもこの本は、まごうかたなき超一流の「良著」です。
特に前半の「科学とキリスト教との闘い」は、いかに理系と文系の領域が分かちがたく結びついて人類の歴史というものが形作られてきたのかがわかりやすく書かれていて読み応えがありました。
後半、リーマンや現代物理学に話が及んでくると内容がたいへん難解になってきますが、その「難しさ」は「概念として具体的にイメージすることができないこと」に原因があるように思われます。
それでも中世人が「イメージできない負の数やゼロや無限や虚数」を存在しないものとして拒絶した轍を踏まずに、がんばって本書の高度な概念についていきましょう。
「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」と金子みすゞさんも申しております。